楽器とお菓子が融合した新体験「オカリナモナカ」
音楽の街、浜松に新たな名物が誕生します。有限会社春華堂がヤマハ株式会社と共同で開発した「オカリナモナカ」は、音を奏でる楽しさと美味しいお菓子が一緒に楽しめる、今までにない楽器です。このユニークな商品は、2025年8月24日からワークショップとして体験できます。今回はその詳細と開発の背景について紹介します。
ワークショップの詳細
春華堂 浜北工場内の「cacao lab.」で行われるこのワークショップでは、参加者がオカリナモナカを実際に作成し、その後完成した楽器を使って合奏を楽しむことができます。また、Bean to Bar(カカオ豆から作るチョコレート)体験もできるため、音楽とお菓子、両方の楽しみを味わうことができます。
基本情報
- - 名称: オカリナモナカ ワークショップ
- - 日程: 2025年8月24日(日)より開始
- - 時間: 10:30 ~ 12:30
- - 会場: 春華堂 浜北工場内「cacao lab.」
- - 料金: 1人4,000円(税込)
予約方法
予約は電話のみでの受付となり、055-586-4567(受付時間9:00~17:00)で承ります。8月上旬以降、公式HPではさらに詳細が公開される予定です。
オカリナモナカとは
オカリナモナカは、ヤマハの精密な楽器設計技術と春華堂の菓子製造技術を融合させた新しいお菓子です。食べるためのお菓子としての美味しさを保ちながらも、実際に音が出るオカリナとして作られています。その音色や発音に特化したデザインは、多くの研究と試行錯誤の結果誕生しました。
開発の歴史
このプロジェクトは2015年から始まり、ヤマハと春華堂が共同で「食べられるオカリナ」を目指して取り組みました。初期の開発には多くの困難が伴い、新型コロナウイルスの影響もありましたが、二社の情熱と技術者たちの奮闘の結果、音が出るオカリナモナカが完成に至りました。この10年近い開発期間中に、両社は数々の試作品を制作し続け、最終的には楽器としての機能要件を満たした美味しいモナカにたどり着いたのです。
「オカリナモナカ」の未来
「オカリナモナカ」を通じて、参加者に音楽の楽しさとお菓子作りの楽しさを同時に体験してもらうことが、このワークショップの本来の目的です。春華堂もヤマハも、音楽と食文化を融合させることを通じて未来の世代への「食育」と「職育」を目指しています。
音楽とお菓子、どちらのファンにも楽しんでもらえるこの新たな体験。楽器としての能力を備えたお菓子を自分の手で作り、その音色を楽しむ絶好の機会です。ぜひ、このユニークなワークショップに参加して、食べて、奏でる楽しさを体感してみてください。