ファミリーマート、秋田県初のテスラスーパーチャージャーを導入！

ファミリーマートが秋田県で特別なチャージスポットを開設

株式会社ファミリーマートが2025年6月20日、秋田県の「ファミリーマート秋田御所野湯本店」にテスラスーパーチャージャーを設置することを発表しました。この店舗は、秋田県では初めて、電気自動車（EV）用の急速充電設備を設けるコンビニエンスストアとなります。

さらに、ファミリーマートは今までの充電設備に加え、TeslaのスーパーチャージャーとCHAdeMO規格の急速充電器を同一店舗内に展開するという新しい取り組みを行います。このことにより、地域のEVユーザーにとって便利な充電環境が整うことになるでしょう。

全国的な充電インフラの充実

実は、ファミリーマートは2010年から急速充電器の設置を進め、流通・小売業界での導入店舗数は約530に達しています。全国各地の店舗において、EVユーザーの利便性を向上させるために、Teslaスーパーチャージャーを順次導入してきました。現在、合計16店舗が設置済みで、最近では秋田県の店舗でも利用が見込まれることにより、テスラの急速充電設備を展開することが決定しました。

テスラスーパーチャージャーは、特に利便性が高く、プラグを差し込むだけで自動的に充電が開始され、約15分の充電で最大275km相当の距離を走行できるエネルギーを供給します。全国では既に132箇所で669基が設置されており、今後も更なる拡充が計画されています。利用可能な時間は24時間、価格は1分あたり43〜233円と、利用状況によって異なりますが、手軽に充電を行えます。

EV普及に向けた取り組みの重要性

日本国内では、2023年3月時点で約44万台の電気自動車が普及しており、政府が掲げるカーボンニュートラル政策に伴い、さらなる普及が期待されています。この中で、充電インフラの整備は非常に重要な要素となります。充電設備の不足はEV普及を妨げる一因とされており、ファミリーマートはそれに対して積極的な姿勢を示しています。

今後もファミリーマートは、テスラとのコラボレーションを強化し、テスラスーパーチャージャーの設置拡大に努めるとともに、駐車場を利用した試乗会やさまざまなイベントも企画しています。これにより、EVユーザーのニーズに応えるだけでなく、地域社会への貢献も目指して活動を続けていく方針です。

ファミリーマートの「あなたと、コンビニ、ファミリーマート」という理念の下、地域に密着したサービスを提供し、利用者一人ひとりに寄り添った取り組みの一環として、この新たな電動車充電スポットを地域に提供することを期待しましょう。