新鋭デザイナー特集
2025-09-08 15:21:14

新鋭デザイナーの才能が光る「Global Fashion Collective × Rakuten Fashion Week」

新鋭デザイナーの才能が楽しめるファッションイベント



2025年9月2日、渋谷ヒカリエにて「Global Fashion Collective × Rakuten Fashion Week Tokyo S/S‘26」が開催されました。このイベントはカナダ・バンクーバーの「Global Fashion Collective」によって設立されたグローバル ファッション イベントであり、各国から集まった新鋭デザイナーの作品を一堂に披露する機会となりました。

世界の才能が集結


Global Fashion Collectiveは2017年に設立され、世界各地のファッション才能を育てることを主な目的としています。これまで、ニューヨークやロンドン、ミラノ、パリなどの主要ファッションウィークに合わせて作品発表を行ってきました。「Rakuten Fashion Week Tokyo」での開催は今年で7回目となり、アジア各国を代表するクリエイターたちが集いました。

今回のイベントでは、日本、台湾、韓国、メキシコ、マレーシアから選出された9名のデザイナーが多様性に富んだインスピレーションをもとにしたコレクションを披露しました。特に注目を集めたのは、AYAKA Oshitaさんによる最新コレクションです。

AYAKA Oshitaの新作「Metamorphose」


日本から参加したAYAKA Oshitaさんは、第96回装苑賞を受賞したオーサーで、学生時代からクリエイティブな活動を行っています。今回発表した「Metamorphose(メタモルフォーゼ)」というテーマに基づくコレクションでは、内なる衝動を解放し、過去の抑圧からの変化を表現しました。独特の羽のようなシルエットや、リボン、裂かれた布地、さらには蔦の刺繍といった幻想的な要素が組み込まれています。

AYAKA Oshitaさんは、このコレクションが持つメッセージについて次のように語ります。
>「メタモルフォーゼは、抑圧した感情がついに解放される瞬間を体現しています。自分自身の真の姿を受け入れられずに潜んでいるものは、美しいものだと信じています。服は自己表現の一つであり、私たちが本来の自分を表現する方法でもあると感じております。」

デザインへのこだわり


デザインにあたっては、テーマに沿ったディテールを反映させることに中でも注力しました。破れた布から花が生えたり、背中から翼のようなディティールが見え隠れする幻想的な表現を考え、15体全てに共通したデザイン要素を使用したとのことです。このような試行錯誤の末に完成したコレクションには、彼女自身の苦労が色濃く表れています。

AYAKA Oshitaさんは、細かい手作業が好きであるため、何百個ものスパンコールを施す作業が特に印象に残ったと語っています。その結果、観客との感情の共有が可能となり、デザインに込めた思いを感じてもらえるよう努めたそうです。

今後の展望


これまで多くのオファーを受けてきた中で、自分のオリジナリティを発揮することが難しかったと振り返るAYAKA Oshitaさん。今回のコレクションをきっかけに、初心に戻り、自分自身の好きなものを前面に出したデザイン活動を続けたいと意気込んでいます。今後も、他者とのコラボレーションを楽しみつつ、自分のオリジナルアイテムの発表を目指したいと考えています。

参加デザイナー一覧


このイベントには、他に以下のデザイナーたちが参加しています。

このように新鋭デザイナーたちの独自の視点から生まれたクリエイティブな作品の数々が発表された「Global Fashion Collective × Rakuten Fashion Week Tokyo S/S‘26」。これからも続くファッションの未来を見据えた新たな才能の台頭に、今後も注目が集まります。


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