ボカコレ2025レポート
2025-08-27 13:12:19

今年の夏、ボカロ文化が熱く盛り上がる!ボカコレ2025レポート

ボカコレ2025サマーイベントの成功



2025年8月21日から25日の5日間にわたり開催された「The VOCALOID Collection ~2025 Summer~」は、大変な盛況を見せました。今年で10回目を迎えたこのイベントには、ボカロファンの熱気が溢れ、実に24万人以上が生放送を視聴し、ボカロ関連作品の投稿数が7,000件を超えました。この数は速報値ですが、最終的な投稿数はさらなる増加が期待されます。

ボカコレの進化



「ボカコレ」は、ボーカロイドの文化発展を目指して「ニコニコネット超会議」から独立したイベントであり、参加アーティストも毎年多様化しています。2025年の夏イベントには、人気アーティストのDECO*27やChinozo、原口沙輔、サツキなどが名を連ね、Stemデータの提供やプレイリストのセレクトに参加しました。特に注目されたのは、「神出鬼没!ボカニコ」や、『プロセカ×ボカコレ』のコラボ企画「ボカセカ」など、多彩なコラボ企画の数々です。

ランキングとエキシビションの盛り上がり



イベントのハイライトの1つは「ボカコレランキング」で、ここでは人気のボカロPたちが自らの作品を競い合いました。今年は「TOP100」「ルーキー」「REMIX」の3つのカテゴリで、各参加者がゴクリな作品を投稿し、厳正な審査の結果が発表されました。

TOP100部門で1位に輝いたのは、海茶氏の『幕を下ろそう、パレードへ』。ルーキー部門ではsabio氏の『Ribbon/sabio feat.重音テト』が、またREMIX部門では煮ル果実の『∴「チルト゛レンレコート゛」- 煮ル果実REMIX』が1位となり、特に注目を集めました。これらの楽曲は、8月30日に開催される「YouTube Music Weekend」でMVが特別公開される予定です。

さらに、イベント中に新たに設けられた「ボカコレエキシビション」部門では、1,000件以上の動画が投稿され、再生数やマイリスト数に縛られない自由な作品活動が鼓舞されました。この自由な発想が、クリエイター同士やファンとの強い結びつきを生むこととなり、イベントを一層盛り上げました。

神秘的なコラボ企画



ボカコレ2025の献身的な取り組みは、特定のテーマに基づくコラボイベントも増やしています。中でも、サンリオとのコラボによって実現した「REMIX作品投稿祭」など、クリエイターの楽曲はメディアパートナーの番組内でのオンエアや、特別企画として各種プロジェクトへの参加が期待されています。今後も注目のアーティストたちが独自の世界観を持った作品を生み出し、ボカロ文化をより刺激的にしていくでしょう。

次回イベントへの期待



そして、「The VOCALOID Collection」は来年2026年に「~2026 Winter~」として再登場予定ですので、ファンの皆さんは今からその日を心待ちにしておくことでしょう。詳しい情報は公式サイトやSNSで随時発信されていくので、ぜひフォローしてチェックしてください。ボカロファンにとって今年の夏は、数多くの作品と可能性に触れられた特別な時間となりました。


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