映画『Return to My Blue』
2025-09-09 15:34:23

無人島で真の生を問うドキュメンタリー『Return to My Blue』完成!

無人島から生きる意味を見つける冒険



デジタルハリウッド大学大学院修了生で映画監督の野口雄大氏が手掛けた短編ドキュメンタリー映画『Return to My Blue』が、ついに完成しました。この作品は、人工呼吸器を必要とする少年とその母親が、電気や水もない無人島への冒険に挑む姿を描いています。乏しい環境の中でどのように「生きる」とは何かを強く問いかける内容で、多くの人々に感動を与えることでしょう。

映画『Return to My Blue』の紹介



『Return to My Blue』は、38分56秒という短編のフォーマットで、特に子どもたちの冒険心と親子の絆に焦点を当てています。医療チームやボランティアの協力を受けながら、少年と母は未知の世界へ足を踏み入れます。

映画の中で特に印象的なのは、少年が母親に支えられて海に入った瞬間の笑顔です。この瞬間は監督にとって「光」の象徴であり、その瞬間を捉えるために心血を注ぎました。この映画を通じて、障がいや支援の枠を超えた「希望」のメッセージを観客に伝えたいと考えています。

監督の思いとメッセージ



本作を制作するきっかけとなったのは、作家・高橋歩氏の一言でした。障がいを抱えた子どもたちと無人島に行くツアーの映像を記録してほしいというその提案が、ひいてはこのプロジェクトの始まりとなりました。事前準備においては、「船から車椅子が落下した場合」「医療ヘリの派遣状態」といった生死に関わる現実的な問題を真剣に議論する場面もありました。

野口監督は初めてのドキュメンタリー制作にあたって不安を感じていましたが、それでも撮影に臨みました。また、この制作を通じて「障がい者と健常者」という区分を超えて、人間の生きる姿に向き合う重要な時間を持つことができました。野口監督自身、祖父の存在が映画制作への大きな影響を与えていると語っています。

「でも、あの日の光を一人でも多くの人に届けたい」 それがこの映画を作るにあたっての最大の動機なのです。観客がそれぞれの心の“Blue”に戻れるような作品になればと願っています。

映画のクラウドファンディングと今後の展望



この映画は劇場公開や配信の予定がないため、クラウドファンディングを通じて、多くの人に届けられることが目指されています。募金は撮影機材や後処理の費用、上映会の開催に使われる予定です。支援が集まれば、国内外の映画祭への出品も視野に入れて、もっと多くの観客にこの映画が届くことを目指します。

作品の概要と今後の情報



『Return to My Blue』の公式サイトには、プロモーション動画やクラウドファンディングの詳細が掲載されています。監督自身が撮影した映像には、無人島での壮大な冒険の様子が詰まっており、見る人に深い感動を与えてくれることでしょう。映画の公開に向けた支援や関心が広がることを期待しています!

公式サイトはこちら
プロモーション動画
予告編

この感謝の気持ちと共に、多くの方々にこの映画を観てもらえれば幸いです。


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