OpenFashionの上田徹がファッションビジネス学会のAI研究部会代表に就任

OpenFashionの上田徹氏がファッションビジネス学会のAI研究部会の代表に就任

株式会社OpenFashion（東京・港区）は、代表の上田徹が「ファッションビジネス学会」に新設された「AI研究部会」の代表に選ばれたことを発表しました。AI技術を駆使し、ファッション業界におけるデジタル変革の進展を目指す新たなステージへ、彼のリーダーシップが期待されています。

OpenFashionの背景と役割

OpenFashionはファッション業界に特化した生成AIプラットフォームを開発し、デザイン支援やデータ分析ソリューションを提供しています。以前のプロジェクト「MaisonAI」は他社の手に引き継がれていますが、OpenFashionは、AIを活用した革新を投じ続けています。このようなビジョンに基づいて、上田の新たな役割が果たされることに注目が集まっています。

新設された「AI研究部会」について

1993年に設立されたファッションビジネス学会は、ファッション及びそのビジネスに関連する学術活動の発展を目的としており、価値ある歴史を誇っています。今回のAI研究部会は、急成長する生成AI技術の利活用を模索することで、業界全体の発展に寄与することを目指しています。

上田は、業界と教育機関でのAI活用において豊富な経験を持つ専門家であり、そのビジョン「人とAIの共創」がAI研究部会の理念と見事に一致しました。彼は、産業界と学術界の架け橋となり、ファッション業界が抱えるさまざまな課題解決に向けた先駆的な取り組みを強力に後押しすることでしょう。

法人と学会のコラボレーション

このAI研究部会の主な目的は、生成AIの進化による業界構造の変革を捉え、学術的および実践的視点からAIの利活用を議論し、可能性を探ることです。AIによって拡張される創造性や倫理的課題についても議論が行われ、得られた成果は業界全体に還元される予定です。これにより、日本のファッションビジネスの持続的な発展や国際競争力の向上が期待されます。

教育との連携

研究部会の設立に先立ち、上田は教育機関での生成AI活用を積極的に進めており、学生向けのAIコンテストや授業も開催されています。これらの実績は、学生の創造性を高めるために重要な役割を果たしています。

今後の活動の一つとして、定期的にAI活用の先進例を研究し、知見を共有する場を設けていきます。また、国内外の専門家を招き、最新のAI技術を学ぶ機会を提供し、成果も積極的に発信していく考えです。