映画『メイソウ家族』
2025-09-01 15:51:07

大阪芸術大学の新作映画『メイソウ家族』公開前イベントを盛況に開催

大阪芸術大学の新たな挑戦!映画『メイソウ家族』公開前イベント



2025年8月29日に公開される映画『メイソウ家族』の舞台挨拶付き上映イベントが、テアトル梅田で盛況に開催されました。この映画は大阪芸術大学の産学協同プロジェクトから誕生した作品であり、イベントには監督と出演者が登壇し、映画の魅力や制作過程について語りました。

イベントの詳細と登壇者


イベントには、映画『メイソウ家族』に出演する俳優の戸田菜穂さん、永野宗典さん、三浦理奈さん、さらには舞台芸術学科の秋庭悠佑さんや監督の熊切和嘉先生、金田敬先生も登場しました。また、司会はFM802のDJで放送学科出身の板東さえかさんが担当し、和やかな雰囲気の中で映画トークが繰り広げられました。

この映画は、本学の映像学科の学生たちがプロとの協働を通じて制作したもので、三つのエピソードから成り立っています。各エピソードは、異なる視点で家庭や人間関係の変化を描いており、観客の感情を揺さぶる内容が期待されています。

映画の構成と意味


『メイソウ家族』は「YUI」、「MONOS」、「UMI」の三部作として構成されており、いずれも本学に所蔵されている過去の学生作品を元に脚本が組み立てられました。塚本副学長は、「学生たちがたくさんの実務経験を通し、本作を商業ベースで全国上映することに挑む重要なプロジェクト」と語っています。

監督の熊切和嘉先生も、作品への思いを強く語り、特に「YUI」のシナリオについては高い完成度があったものの、映画としては「破綻させること」が重要だと述べました。一方で、金田敬先生は「MONOS」という一風変わったエピソードについて、自身では選ばない題材に挑む機会になったと振り返っています。

参加者の印象と感想


舞台挨拶に立った出演者たちは、自身の役柄や映画に対する第一印象を率直に語りました。戸田菜穂さんは「不思議な台本なので、どんな映画になるか本当に楽しみ」と期待を込めたコメント。永野宗典さんは、「家族の変化が丁寧に描かれていて、とても面白い」と共感を寄せました。また、三浦理奈さんは、撮影を通じて作品のテーマが分かっていく過程が興味深かったと語りました。

同じく、秋庭悠佑さんは演じた役柄に愛着を持ちつつ、撮影現場の雰囲気は心強いものであったと振り返り、学生らしい真剣さを感じたことを述べました。これに対し、戸田さんは学生たちの視線の新鮮さに驚いたと話し、他の出演者も真剣な姿が刺激的だったと答えました。

作品に込められた思いと今後の展望


『メイソウ家族』の全国公開は、大阪芸術大学にとって大きな節目となります。秋庭さんは、自身がこの作品に関わったことに誇りを感じ、「4年間の努力が実を結び、本当に幸せ」と喜びを表現しました。熊切監督は、学生たちに向けて「純粋な気持ちで映画を楽しんでもらえるはず」と激励しました。

イベントの終了後、観客たちは映画の公開を心待ちにしている様子で、期待感が高まっています。大阪芸術大学の「産学協同プロジェクト」によるこの新たな試みが、今後の映画製作のスタンダードになっていくことに期待がかかります。

本作品の公開情報


  • - 作品名: メイソウ家族
  • - 公開日: 2025年8月29日、ヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル梅田などで順次公開
  • - 公式サイト: 大阪芸術大学

イベントを通じて、学生たちの情熱が結実した『メイソウ家族』。その完成度に期待しましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪芸術大学 メイソウ家族 熊切和嘉

トピックス(映画)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。