埼玉県に誕生する『埼玉おもちゃ美術館』の魅力とは
埼玉県に、新たに『埼玉おもちゃ美術館』が誕生することが決定しました。2025年9月のオープンを予定しており、これは国内で14館目となる姉妹美術館です。この美術館は、東京おもちゃ美術館を運営する「認定NPO法人芸術と遊び創造協会」の監修のもと、三郷市に位置します。
美術館の特色
『埼玉おもちゃ美術館』は、幼稚園に併設された「(仮)幼稚園館」と、イオンタウン吉川美南店内に設けられる「(仮)イオン館」の2つの拠点で展開されます。木のおもちゃを活用した体験型の美術館として、子どもたちの五感を育むことを目的としています。この施設は、遊びを通じて創造力や好奇心を引き出し、地域に根ざした文化拠点となることが期待されています。
触って楽しむ体験型美術館
利用者は、展示されているおもちゃで直接遊ぶことができます。これにより、実際に触れたり使ったりしながら学び、心豊かな成長を促す環境が整えられています。また、施設内には「おもちゃ学芸員」と呼ばれるボランティアスタッフが常駐しており、遊び方や楽しみ方についての案内を行います。世代を超えたコミュニケーションや笑顔の交流も、この美術館の大きな特徴です。
学びと交流の場
『埼玉おもちゃ美術館』は、赤ちゃんから大人まで楽しめる、多世代が集まる場所でもあります。問わず、すべての来訪者が木のぬくもりを感じながら、さまざまな遊びを通じて心を豊かにすることができる空間が提供されます。また、このミュージアムは、保護者や地域の人々が集まり新たなつながりを作る場でもあり、地域の子育て支援を担う重要な役割も果たします。
おもちゃ学芸員養成講座
さらに、来館者にさまざまな遊びを紹介するために、「おもちゃ学芸員」養成講座の参加者を募集しています。この講座は無料で受講でき、エプロン代のみの実費が必要です。この機会に、遊びを通じた新たな交流の方法を学べるチャンスです。
クラウドファンディングでの支援
2021年4月に閉園した「三郷ひかり幼稚園」は、2025年に『埼玉おもちゃ美術館幼稚園』としてリニューアルされ、地域の子育て支援の拠点になることを目指しています。この幼稚園の再生のために、クラウドファンディングを通じた支援を募っています。地域の子育て家庭のための「遊びながら学べる場所」を創造するために、皆様のご寄付をお待ちしています。
施設概要
- - 施設名称: 埼玉おもちゃ美術館
- - 設置団体: 学校法人ソーシャルインパクト学園
- - オープン日: 2025年9月予定
- - 場所: (仮称:イオン館)埼玉県吉川市美南3丁目25-1
(仮称:幼稚園館)埼玉県三郷市彦糸3丁目1-1
地域の未来をつくるこのプロジェクトに、ぜひご参加ください。この美術館が子どもたちに素晴らしい遊びの体験を提供し、育成の場となることを心より願っています。