Nick Wood Musicが新たな挑戦を開始
音で人々やブランドを結びつけてきたSyn株式会社が、35周年を迎えるにあたって「Nick Wood Music」としてリブランドしました。1988年に創業したこの会社は、音楽を価値創造の手段として利用してきました。この新たなスタートを通じて、より深化した音の体験を提供していくことを目指しています。
創業の原点
Synは創設者であるニック・ウッド氏と、Duran Duranのリーダーであるサイモン・ル・ボン氏、そしてヤスミン・ル・ボン氏と共に設立されました。音楽が持つ力を最大限に引き出し、創造的な領域へと進化することを信じ、独自のビジョンを形にしてきました。多様な音楽プロジェクトを進めるなか、サイモン氏もその活動に積極的に関与してきました。
35年にわたる音の革新
同社は、広告、映画、サウンドブランディング、ライブイベント、音響デザインなど多岐にわたるプロジェクトを手掛けてきました。その内容は、トヨタやレクサス、ソニー、さらにはディズニーといった世界的ブランドとのコラボレーションから、音響デザインや作品制作にまで及びます。過去の成功例には、2002年のキリンのワールドカップ公式楽曲や2017年のエミー賞を受賞したCNNキャンペーンも含まれています。
日本にインスパイアされた創造
ニック・ウッド氏は、1987年から日本を拠点に活動を開始しました。日本独特の美意識や文化は彼の創作に大きな影響を与えています。青森と秋田の県境に位置する十和田湖畔には、最新の「Dolby Atmos」スタジオがあり、この環境がウッド氏の創造活動に良い影響を与えています。
組織の新たな体制
リブランドに伴い、Syn株式会社は法的に解散し、Nick Wood Musicがその後を引き継ぐ形になります。ニック・ウッド氏はこれまで通り創設者兼クリエイティブディレクターとして活動し、ウッドのり子氏が代表に就任します。この変化は、単なる組織の再編ではなく、これまでの理念のさらなる深化を意味します。
「Nick Wood Music」の未来
「Nick Wood Music」は、音楽や音響の新たな可能性を追求し続けます。ラグジュアリーホテルやリゾート、映画・テレビ、さらにはウェルネス施設における音体験に注力し、創造性を発展させる計画です。ニック・ウッド氏は、「すべては日本で得た信頼から始まった。この信頼を基に、今こそ音と空間の関係をより深めていく時です」と語ります。
世界的なネットワークを背景に
Nick Wood Musicは、その活動を東京を中心にロサンゼルス、ロンドン、香港、ドバイといった世界中に展開していきます。音楽を通じてブランドと人々の架け橋となり、独自の価値を提供していくことを目指します。「35年間の積み重ねは消えることはなく、むしろ蒸留され、音楽の力で世界を感じる方法を変えていく信念が根付いています」とウッド氏は強調しています。
Nick Wood Musicは35年の歴史を経て新たな一歩を踏み出し、未来に向けた音の探求を続けていきます。音楽が持つ力を信じ、さらなる可能性を求めて進んでいくこの新しい旅路に、ぜひ注目してください。