河合楽器が新企業理念『KAWAI Philosophy』を発表、音楽文化への情熱を再確認

株式会社河合楽器製作所が掲げる新たな企業理念『KAWAI Philosophy』

2023年3月19日、株式会社河合楽器製作所は、経営理念を見直し新たに企業理念体系『KAWAI Philosophy』を発表しました。これに伴い、次期中期経営計画も示され、この理念がどのようにKAWAIの今後の進展に寄与していくのかが注目されています。

創業から続く音楽への情熱

1927年に創業したKAWAIは、創業者が大切にしてきたピアノづくりの精神を受け継ぎ、長年にわたって数多くの職人や技術者がその基盤を築いてきました。楽器製作だけでなく、教育事業や素材加工事業など、多岐にわたる分野で、世界中の人々と感動や笑顔を分かち合う製品やサービスを提供することを目指しています。

『KAWAI Philosophy』は、KAWAIの立ち返るべき原点や本質を見つめ直し、今後さらに価値のある体験を皆様に提供することを約束する内容です。この新たな理念は、KAWAIの価値観や存在意義、目指す方向性を体系的に示したものとして、以下の4つの要素で構成されています。

- Mission（使命）: 日々、人生を響かせる。
- Vision（未来像）: 100年後も続く音楽文化を。
- Values（提供価値）: 家族のような親身さ、真剣に作る、アナログとデジタルの融合、個々の音色の提供、シーン毎にピアノとの会話を。
- Credo（精神）: 伝統を守り新しきを受け入れる、様々な視点でアイデアを出す、まずは挑戦する、他人の喜びを考える、理想を持ち続ける、遊び心を持って楽しむ。

音楽を通じた感動の提供

KAWAIの製品やサービスは、世界中の人々の日常生活に密接に結びついており、様々な感情と共に存在しています。『人生を、響かせる。』というミッションには、どのような瞬間でも寄り添い、その人の人生を豊かにすることへの強い想いが込められています。

今後、『KAWAI Philosophy』のもとで、楽器製作に留まらず、さまざまな分野でステークホルダーと共に感動や笑顔を分かち合える存在として、KAWAIはさらなる発展を目指していきます。彼らの理念が具体的な形になって、世界中の人々に感動を届ける日が待たれます。