新しい日本舞踊を体験
2025-02-25 11:56:05

日本舞踊を新たに体験するコラボレーション公演のご案内

2025年6月6日、東京都台東区の浅草公会堂にて、藤間蘭黄が芸術監督を務める「日本舞踊の可能性 vol.7」が上演されます。この公演では、日本舞踊の新たな可能性を提示すべく、俳句やピアノ、バレエといった異なるジャンルとのコラボレーションが行われます。「日本舞踊の可能性」は、2018年から始まり、すでに多くの期待を集めている企画です。第7弾となる本公演では、『鄙のまなざし〜一茶の四季〜』と『展覧会の絵』の2部構成が予定されています。

第一部『鄙のまなざし〜一茶の四季〜』では、俳句の名手・小林一茶の詩を、日本舞踊で表現する新たな試みが行われます。一般的に日本舞踊の歌詞が難解であるという声を受け、それを改善するため、藤間蘭黄自身が作詞、作曲に挑戦します。この公演では、日本の鄙の四季の風景を描写することをテーマにし、蘭黄が提案する想像力豊かな舞踊が繰り広げられます。出演は、若手の藤間聖衣曄、藤間鶴熹、藤間蘭翔の3名が担当します。

第二部『展覧会の絵』では、ロシアの作曲家ムソルグスキーの名作ピアノ曲が基になっています。この作品は、ムソルグスキーが親友の画家ガルトマンに捧げたレクイエムとして解釈され、ピアニストの木曽真奈美がその演奏を担当します。バレエと日本舞踊のコラボレーションにより、視覚的にも幻想的な舞台が繰り広げられます。2017年に初演された本作品は、ウクライナ国立歌劇場や京都ロームシアターなどでも再演を重ね、注目を浴びています。今回は浅草公会堂で再度改訂が行われ、皆様へ新たな体験を提供します。

この公演は、様々な視点から日本舞踊を再評価し、観客に新たな感動を与えるものです。是非、多くの方に足を運んでいただき、日本舞踊の持つ奥深さとその現代的な解釈に触れていただければと思います。

公演概要
日時:2025年6月6日(金) 19時開演
会場:台東区立浅草公会堂
チケット情報:3月3日より販売開始、詳細は公式サイトにてご確認ください。
お問い合わせ先:株式会社代地(TEL:03-5829-6130)

藤間蘭黄は、日本舞踊の未来を切り開く存在です。彼女は重要無形文化財「日本舞踊」の総合指定保持者であり、数多くの伝承作品を具現化し、独自の創作活動も精力的に展開しています。国内外での公演活動を通じ、古典を守りながらも新たな表現の場を創造し続けており、その功績が認められ、様々な賞を受賞しています。今回は、そんな彼女の活動が凝縮された特別な舞台とあって、見逃すわけにはいきません。詳しい情報やチケット購入は公式サイトをぜひご覧ください。


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