英語能の新作&再演
2025-05-27 12:52:51

英語能の新たな挑戦!『オッペンハイマー』と『青い月のメンフィス』再演

英語能の新作と再演が告知!



2025年の夏、早稲田大学とアメリカのUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)による共同プロジェクトが注目を集めています。この取り組みは、“柳井イニシアティブ”の一環として、日本の魅力を海外に広めることを目的としています。新たに公演される英語能『オッペンハイマー』と、昨年大好評を博した再演『青い月のメンフィス』が、喜多能楽堂にて上演されることが発表されました。

公演の詳細



英語能『オッペンハイマー』は、2025年8月6日(水)から9日(土)まで、喜多能楽堂にて行われます。この作品では、原子爆弾の開発で知られるロバート・オッペンハイマーの悩みと贖罪が、禅の公案「無門関」に基づいて描かれています。オッペンハイマー自身の内面的な葛藤を表現し、彼が経てきた苦悩が観客に響くように作り上げられています。特に原爆投下から80年を迎えたタイミングでの公演は、その意味合いをさらに深めることでしょう。

また、再演される『青い月のメンフィス』は、アメリカの劇作家デボラ・ブレボートの作品で、エルヴィス・プレスリーをテーマにした独特の内容です。舞台はエルヴィスの命日に彼の墓を訪れたファンが、エルヴィスの亡霊と出会うというストーリー。衣装にはデニムが使用され、エルヴィスの音楽が能の形で表現されるなど、伝統と現代が融合した新しい試みです。

上演スケジュール



『オッペンハイマー』


  • - 日時: 2025年8月6日(水)18:30開演 (開場18:00)、8月9日(土)14:00開演 (開場13:30)
  • - 会場: 喜多能楽堂(東京都品川区)
  • - 観覧料: 各回3,000円または5,000円(台本・冊子付き)

『青い月のメンフィス』


  • - 日時: 2025年8月7日(木)18:30開演 (開場18:00)、8月8日(金)18:30開演 (開場18:00)
  • - 会場: 同上
  • - 観覧料: 同上

両作品は、舞囃子や狂言も含めて多彩な内容で構成され、日本語やフランス語でも演じられます。観客にとっては、従来の能楽とは異なる、新しい文化体験となるでしょう。

チケット情報



チケットは、柳井イニシアティブのウェブサイトから購入可能で、6月2日(月)13時より発売が開始されます。観覧を希望される方は早めのチェックをお勧めします。これらの公演は、日本の伝統芸能が国境を越えて魅力を発信する素晴らしい機会です。

総括



この公演は、伝統の中に現代の視点を取り入れる意欲的な試みです。日本文化の新しい形を感じられるこの機会をお見逃しなく。メディア関係者による取材も受け付けており、公演に先立って行われる「メディア発表会」もぜひご注目ください。これからも日本の文化が国際的に広がる様子に期待が寄せられています。


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