高杉真宙主演映画『架空の犬と嘘をつく猫』が世界映画祭で受賞！

映画『架空の犬と嘘をつく猫』が栄冠に輝く

株式会社ヒューマックスエンタテインメントが制作した映画『架空の犬と嘘をつく猫』が、世界でも高く評価される映画祭「タリン・ブラックナイト映画祭」で撮影賞を受賞しました。この映画は、主演を務める高杉真宙が果敢に挑む新しい家族の物語で、多くの観客の心を掴んでいます。

作品の概要

本作の原作は、著名な作家・寺地はるなの同名小説です。脚本は、過去に日本アカデミー賞を受賞した菅野友恵が担当。また、本作を手掛けたのは森ガキ侑大監督で、これまでの経験を生かし、観る者に深い感動を与えます。主人公・羽猫山吹を演じる高杉真宙の他にも、伊藤万理華や深川麻衣といった実力派の俳優陣が脇を固めています。

物語の核心

物語は、家族の中で「不都合な真実」を隠しながら暮らす羽猫一家の複雑な関係と心の葛藤を描いています。失った弟の影響で、現実から目をそらす母親や、嘘を重ね合う家族の姿を通して、不完全ながらも温かい家族の絆が描かれています。実際、観客からは「今年観た中で最高の映画」といった感想が多く寄せられ、感動の声が止まない作品となっています。

映画祭での受賞

タリン・ブラックナイト映画祭の公式コンペティション部門に選ばれた本作の受賞は、製作チームにとっても大きな喜びです。現地の映画人たちとの交流を楽しんでいた森ガキ監督は、「受賞できたことに大変嬉しく思います」とコメント。特に、撮影を担当した山崎裕氏への感謝の思いを伝えています。

技術的な評価

本作の撮影を行った山崎裕氏は、日本映画界の名カメラマンとして知られています。過去に、是枝裕和監督の作品に数多く携わり、その静謐で美しい映像が高く評価されています。『架空の犬と嘘をつく猫』では、原作者の故郷である佐賀でのロケーションを活かし、優しい空気感を映像に反映させています。その結果、作品全体を通じて観客に深い印象を残すことに成功しました。