環境問題を考える映画特別上映会
今年の夏休み、公益財団法人日本野鳥の会が主催する特別なイベントが開催されます。その名も『マイクロプラスチック・ストーリー』の特別上映会と、佐竹敦子監督によるオンライン座談会です。プラスチック汚染問題を多くの人に知ってもらうことを目的とし、特に小学生や家族連れの参加を歓迎しています。
特別上映会の概要
『マイクロプラスチック・ストーリー ~ぼくらが作る2050年~』は、ニューヨーク・ブルックリンにある小学校の5年生たちがプラスチック問題に取り組む姿を描いたドキュメンタリー映画です。彼らが2年間にわたる活動を通じて、地域社会でのアクションをどのように広げていったのか、そのリアルな記録を観ることができます。
この映画は、世界中の45の映画祭で上映され8つの賞を受賞しており、日本でも750回以上の自主上映会が行われるほど高く評価されています。特別上映は日本語吹替え版とメイキング映像を含めた90分の内容で、以下の二つの形態で提供されます。
1. オンライン配信
- - 配信期間: 2025年7月12日(土)~25日(金)
- - 参加費: 無料
- - 詳細は公式サイトからお申し込みの後お知らせします。
2. 会場上映
- - 日時: 2025年7月21日(月・祝)13:00~15:00
- - 場所: 都立東京港野鳥公園
- - 定員: 50名(先着順)
- - 参加費: 無料ですが、入園料が必要です。(高校生以上300円、65歳以上・中学生150円、小学生以下無料)
また、上映会ではプラスチックが野鳥に与える影響や、東京港野鳥公園の取り組みについての紹介も行います。
佐竹敦子監督との座談会
映画上映後の7月23日(水)19:00からは、佐竹敦子監督を招いたオンライン座談会を開催します。この座談会では、監督から映画の制作背景やニューヨークでの環境教育活動に対する思いをお話しいただき、自ら何ができるかを考える貴重な時間となります。参加は小学生以上で、親子での参加も歓迎です。
- - 定員: 100組(先着順)
- - 参加費: 無料
- - お申し込みは、公式サイトから行えます。
このイベントは、単なる映画鑑賞に留まらず、環境問題に対する意識を深め、コミュニケーションを楽しむ機会でもあります。子どもたちが自らの声をあげ、地域社会に良い影響を与える姿を見ることで、大人たちも新たな視点を得ることができるでしょう。
監督について
佐竹敦子監督は、ニューヨークを拠点に環境教育活動や映画制作に携わっています。彼女の活動は、プラスチック汚染問題や気候変動への取り組みを通じて、多くの子どもたちに希望を与え、行動を促すものです。今回の映画も、そのような熱意が込められています。
お申し込み方法
参加希望者は、各イベントに応じた申し込み方法に従って、事前に登録を行ってください。全国からの参加が可能なこの機会を通じて、環境問題への理解を深め、一緒に考えていきましょう。
夏休みの特別な複合イベントとして、自分自身も新たなことを学ぶ良い機会になるはずです。ぜひご参加ください!