映画館で味わうバレエの魅力!
8月22日(金)、映画館でバレエの名作『眠れる森の美女』がいよいよ公開されます。この作品は、世界最古の芸術の殿堂であるパリ・オペラ座から送られる傑作であり、観客を魅了する新たな試みを提供します。
本作では、ルドルフ・ヌレエフによる振付で、華やかな舞台が展開されます。ロココ時代のフランス宮廷を舞台に、豪華な衣装と美しい舞台美術が観る者を惹きつけます。オーロラ姫役を務めるのは、昨年エトワールに昇進したばかりの新星、ブルーエン・バティストーニ。彼女の気品溢れる踊りや表現力は、観客に一際深い感動をもたらすことでしょう。
新たな映像体験
『パリ・オペラ座 IN シネマ 2025』の一環として、3演目が公開され、映画という形でバレエを体験できることが何よりの魅力です。「映画館で見るバレエは、通常の公演とは違った楽しみがあります」とブルーエンは語ります。特に、プライベートな視点でダンサーたちの細やかな表情を観察できるこの体験は、会場で感じられない新たな発見をもたらすことでしょう。
ブルーエンは映画撮影にあたって特に意識していた点として、踊っていない時間でもその空間や演技に注意を払ったことを挙げており、アルバム用に撮影された映像でも最良のパフォーマンスを提供するよう努めたといいます。特に、彼女が執心して踊った2幕では、内面的な表現を超えて、幸せな表情を保ちながら演じることを心がけたと言います。これは、映画独自の親密さゆえの挑戦でもあり、ダンスの奥深さを体現する冒険でした。
バレエにおける成長の道
ブルーエンはまた、コリフェと呼ばれるオペラ座の下位ダンサーから、エトワールへと急速に昇進した自身のキャリアについても語ります。昇級の際々、彼女は自分の能力に対する信頼を失わず、経験を重ねることがいかに重要かを実感したとのこと。その思考の変化は、舞台での役割が変わるごとに大きく変わったと、これまでの道程を振り返ります。
「『眠れる森の美女』は、私にとってあらたな峠です。オーロラ姫という役は、ダンサーとしての自信を深めるもの。自由に踊る喜びを忘れずに、緊張感を持ちながらも楽しみたいと思います」と彼女は毅然とした表情で答えます。この先、多くの人々がこのバレエを目の当たりにすることが待ち望まれます。
映像作品としての魅力
今回の『眠れる森の美女』は、映画館でしか感じられない特別な体験を提供します。スクリーンを通じて、豪華な舞台装置やダンサーたちの優雅な身のこなしを間近で楽しむことができます。ブルーエンの言葉を借りれば、これは単なる観賞ではなく、自己の感性を刺激する動的な体験です。一度経験すれば、その美しさに触れた誰もがバレエの虜になることでしょう。
この素晴らしい作品を、ぜひ映画館で体感してください。バレエ『眠れる森の美女』は8月22日から1週間、全国の劇場で公開されます。映画館での新たなバレエ体験をお見逃しなく!
公演情報
- - 公開期間: 8/22(金)〜8/28(木)
- - 上映劇場: TOHOシネマズ 日本橋ほか、全国にて
- - 料金: 一般3700円、学生2500円(税込)
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