CHiCOが語る新たな音楽の扉
歌手のCHiCOがFMヨコハマのワンデイゲストとして出演し、3rdシングル『6:00 PM』やコラボ楽曲『オモカゲ』の制作秘話を明かしました。彼女はhalcaと同じ事務所の同期であることを嬉しそうに語り、共演できたことに感激している様子でした。
3rdシングル『6:00 PM』の背景
CHiCOの新曲『6:00 PM』は、2025年1月に発表されたアニメ『ツインズひなひま』のエンディングテーマです。この楽曲を提供したのは、バンドSHE’Sの井上竜馬さん。CHiCOは楽曲がアニメの魅力を際立てるよう、制作に当たったと語ります。「双子が可愛く踊るビジュアルから、どうして『切なくもかっこいい曲』が生まれたのか」と疑問に思ったとか。そのため、イメージを膨らませながらレコーディングを進めました。
レコーディングに向けた準備
「歌う前に理解しておきたかった」とCHiCOは語ります。曲について話す際に解釈のズレが生じないよう、歌詞やテーマを深く掘り下げる姿勢が見えます。サビの「オレンジの片割れ」の意味を教えてもらったことが、イメージの輪郭をはっきりさせる要因となりました。蓄積された思いは、曲調に切なさを与え、歌声に力強さをもたらします。
コラボ曲『オモカゲ』の挑戦
さらに、CHiCOがレギュラーDJを務める「BREAK IT DOWN」から生まれた楽曲『オモカゲ』についても言及。この曲のテーマは「別れ」で、初めから大きな枠が決まっていたものの、どのように描くかは難しかったそうです。卒業式での別れや、運命のままの別れなど、さまざまな角度から考えるうちに、最終的には会えない別れに焦点を当てることに。『6:00 PM』と繋がるようなストーリーを表現するため、相談しながら進めたとのことです。
音楽制作における意見交換
作詞を手がけたCHiCOは、Dickeyさんと密に連絡を取り合いながら言葉を置いていく工程を振り返ります。「バラードの壮大さを感じて、音楽制作における挑戦としてバラードを選んだ」とも語り、更なる音楽性の発展を狙いに行きます。新たな音楽の扉を開くチャレンジは、彼女の意欲や情熱をより一層高めています。
halcaの制作方法
今回のインタビューで、halcaも自身の楽曲制作について触れました。彼女はテーマやタイトルを考えることが一番難しいと述べ、事務所のマネージャーから「1日一言日記を書くこと」を勧められたことを紹介。日常の何気ない言葉も、後で振り返ることで力になると言います。
音楽とは、創造することがすべてではなく、膨大な知識や経験を引き出すプロセスでもある。CHiCOとhalca、二人のアーティストのリリースを心待ちにしながら、彼女たちの今後の活躍にも期待が高まります。