京セラ発オリジナルアニメPROJECT2025が描く未来の宇宙生活
2025年に向けて、京セラが運営するオリジナルアニメPROJECT2025が発表されることとなりました。このプロジェクトは、Z世代の若者たちを対象にしたもので、「#誰かのためになれと願う」というテーマのもと、未来の宇宙社会の可能性を探るものです。今回のプロジェクトには、イラストレーターでありデザイナー、映像クリエイターでもあるケイゴイノウエ(KEIGO INOUE)が参加。彼は、縦型アニメ『キラキラな宇宙の街』を手掛けます。
未来の宇宙の街
ケイゴイノウエが作成した『キラキラな宇宙の街』は、全6部作のうちの第6弾となります。舞台は、宇宙と地上間で高速通信が普及した未来の宇宙生活です。京セラが開発した最先端の通信技術を背景に、宇宙での暮らしを描いています。人々が宇宙に住むことができるようになっても、故郷の地球とのつながりが大切であるという願いが込められています。
このアニメーションは、京セラ株式会社が提案した技術の一端でもあります。この技術は、国際宇宙ステーション(ISS)で採用されたファインコージライトミラーなど、宇宙関連の通信機器の一部にも使用されています。京セラの技術革新が、夢見た未来の実現をサポートしているのです。
PROJECT2025の概要
京セラ発のオリジナルアニメPROJECT2025は、これまでのシリーズを引き継ぎ、「誰かのために」行動する姿勢を促進します。2022年から始まったこのプロジェクトは、毎年新しいエピソードを制作してきました。今年は新たに、電通若者研究部と協力して、若者と世代間ギャップの調査も行う予定です。これにより、さらなる共感を呼び起こすことを目指しています。
これまでの3年間で公開されたアニメも特集され、過去の作品を振り返ることができます。また、2025年2月5日(水)午前11時からは、特設サイトで最新の縦型アニメ『キラキラな宇宙の街』が公開される予定です。
若者へのエール
さらに、2025年2月17日(月)からは、京セラのアニメで表現されてきたメッセージを中心にした広告が東京メトロに掲出される予定です。この広告は、漠然とした未来に向き合う若者に向けたエールとしての意味を持っており、共感を呼び起こすことでしょう。また、ナレーションと楽曲にはsuis from ヨルシカが引き続き担当します。
ケイゴイノウエのクリエイティブな世界観
ケイゴイノウエは、SNSを通じてその名が知れ渡り、ビビッドな色合いとサイバーパンクな世界観で数々のイラストを発表しています。AdoやEveのミュージックビデオを手掛け、特に『夜のピエロ』(Teddy Loid Remix)が世界の広告賞「D&AD Awards」でも受賞しています。2023年にはテレビアニメ『うる星やつら』のエンディング映像を一手に手掛けたことで、更なる注目を集めました。
METEORA st.について
ケイゴイノウエが所属するクリエイターレーベル「METEORA st.」は、行ける!もっと、先へ。というメッセージのもと、様々な分野で才能を発揮するクリエイターたちを育成しています。今後も彼らがインターネットのみならず、リアルな場所でも活躍できる場を提供し続けることを目指しています。
京セラから始まるこの新たなアニメプロジェクトは、若者たちの未来に対する不安と期待を織り交ぜながら、希望のメッセージを届けていくことでしょう。