急成長する高機能ブラックアパレル『Macqlo』が売上2億円突破

衣類革命『Macqlo』が拓く新たなスタイル

株式会社オアシスライフスタイルグループは、前年の3月に「Macqlo」をローンチし、瞬く間に業界での存在感を示しました。このブランドは、シンプルでありながら機能的な“黒”の衣類のみを取り扱う新たなプラットフォームです。発表された売上は目標の1億円を大きく上回る2億円に達し、EC計画比750%という驚異的な数字を記録しました。

コンセプトとターゲット

「ファッションの悩みなんて、すべて真っ黒に塗りつぶせ。」をテーマに、「Macqlo」は特に30〜40代の男性の「服選びは面倒だけれど、こだわりがある」という悩みを解決すべく設計されています。独自に開発された高機能素材「ultimex」を使用した製品は、ストレッチ性や撥水性、耐久性に優れ、シンプルなデザインが特徴です。

オンラインと店舗の強さ

「Macqlo」は、昨年の6月に渋谷に常設の旗艦店『Macqlo MIYASHITA PARK』をオープンしました。この店舗では、60以上のブランドを取り揃え、厳選した“黒×高機能”アイテムを多数出揃えています。また、直販形式により、実店舗とオンラインのポイントが連携することで、顧客の満足度が向上し、再購入の動機づけを強化しています。

そして、今年2月の単月売上が過去最高になり、リピーターの割合は全体の30%を占め、頻繁に買い物をするロイヤルカスタマーも存在します。この勢いを保つことで、今期はリピート率50%を目指しています。

なぜ売上が好調なのか

好調な売上の理由は、まずターゲット層である“黒好き”からのニーズが非常に高く、新規顧客とリピーターの獲得に成功した点です。さらに、PB商品に使用している「ultimex」素材へのファンが増加し、著名なインフルエンサーや著名人による賛同も大きな要因です。これにより、認知度が高まり、多くのファンを支える要素となっています。

もう一つの成功の要因は、実店舗の魅力です。『Macqlo MIYASHITA PARK』の中で展開している「#FFFFFFT」とのコラボで生まれた黒T専門店「#000T」も、多くの黒Tファンを惹きつけ、店舗売上の20%を占めています。

未来の計画と展望

今後3年間で売上10億円を目指す『Macqlo』。プライベートブランドのみならず、他社のセレクト商品を販売できる体制を整える予定です。さらにオンラインストアの強化としてセット販売や返品サービスの導入を検討しており、売上の1.5倍増が計画されています。また、全国でのポップアップショップ展開や3店舗の直営常設店オープンも視野に入れています。