秋の夜空に彩りを添える「願掛けお月見飾り」
日本の伝統行事であるお月見を楽しむ新たなイベントが、定山渓の「鹿の湯・花もみじ」で開催されます。2025年8月26日から10月31日までの期間中、訪れる全ての方が参加できる「願掛けお月見飾り」が初めて実施され、心温まるひと時を提供します。
願掛けお月見飾りとは?
このイベントでは、参加者が自分の願いを書いた丸型の用紙を特設会場に掲げることができます。用紙は、明るい黄色が満月を、白がお月見団子をイメージしており、それぞれ参加者の大切な願いを表現します。書く枚数は自由で、自身の願いの数だけ短冊を書いて、華やかにディスプレイされます。さらに、宿泊者や日帰り入浴の方々、イベント目的で来館された方々が全員無料で楽しめるのも魅力の一つです。
これらの願いが込められた短冊は、定期的に回収され、イベント終了後に神社へ奉納される仕組みになっています。皆さんの願いを天に届ける素晴らしい機会です。
伝統文化を受け継ぐ想い
お月見の行事は、古くから続く日本の文化であり、秋の収穫への感謝や健康、幸福を願うためのものです。このイベントはそれを現代に合わせ、思いや願いを込める形に進化してきました。大切な人や自分自身への願いを大切にすることで、日本の美しい文化を後世に伝えていきたいという思いがあります。
定山渓の老舗宿として、この伝統行事を守りながら、国籍や年代を問わず多くの人に楽しんでもらうことこそが、私たちの使命です。また、サステナブルな活動にも力を入れており、この地域の魅力を未来へと紡いでいく役割を果たしていきます。
イベント参加に関する情報
イベントの開催場所は、「鹿の湯」の4階イベント広場で、営業時間は午前7時から午後10時まで。札幌市南区の定山渓温泉に位置しており、JR札幌駅からはじょうてつバスで「湯の町」停留所まで約70分、または車を利用する場合は札幌中心部から国道230号線を経由しておよそ50分です。来館には、便利な無料駐車場も完備していますが、台数が限られているため、近隣の駐車場案内も行っています。
美しい温泉旅館でのひとときを
定山渓 鹿の湯・花もみじは、全170室を誇る温泉旅館です。豊平川や国立公園の山々を望むロケーションにあり、本格的なサウナや温泉も楽しむことができます。さらに、卓球ラウンジや屋外プールなどもあり、幅広い選択肢で宿泊を彩る施設を備えています。
この秋、願掛けお月見飾りを通して、古き良き日本の文化を感じ、皆さんの大切な想いを届けてみませんか?