『風が吹くとき』
2026-06-11 14:19:14

新国立劇場第20期生による朗読劇『風が吹くとき』で核の脅威を描く

新国立劇場演劇研修所第20期生公演『風が吹くとき』



新国立劇場の演劇研修所が主催する朗読劇『風が吹くとき』が、2026年8月8日(土)から11日(火・祝)にかけて小劇場にて上演されます。この作品は、著名な作家レイモンド・ブリッグズの絵本を基にした物語であり、これまでに開催されてきた夏の朗読劇シリーズの一環として提供されます。

毎年、平和の重要性をテーマにした作品が上演されており、過去には広島の原爆を扱った『少年口伝隊1945』や、沖縄戦に焦点を当てた『ひめゆり』がありました。今年は、レイモンド・ブリッグズの作品をより深く理解し、伝えることを目的とした新制作の朗読劇に挑むことになりました。

物語の概要



『風が吹くとき』は、イギリスの田舎町に暮らす老夫婦、ジムとヒルダの日常を描いています。彼らは子供も独立し、穏やかな生活を送っていました。しかし、世界情勢が緊迫する中、突然の戦争勃発と核ミサイルの脅威が彼らの日常を揺るがします。政府からの情報や指示に従い、シェルターを作り準備を進める夫婦ですが、待ち受けるのは見えない放射能という恐怖です。

この作品は、私たちに平和の尊さを問いかけるとともに、核や放射能という知識への理解を促します。現代に生きる私たちにとって、日常のかけがえのない価値を再認識させる強いメッセージが込められています。

演出とキャスト



演出を手掛けるのは、数々の名作を生み出してきた演出家・田中麻衣子氏。彼女の細やかな演出が作品の深みを引き立てます。出演は、新国立劇場演劇研修所第20期生9名と修了生3名の合計12名です。第20期生は、入所後の2年間でプロの俳優としての基礎を築き上げてきました。

出身者には強みや特異な人材が多く、初めての小劇場公演に挑む彼らの今後の成長が期待されます。

公演情報



公演は以下の日程で行われます。
  • - 2026年8月8日(土)17:00
  • - 2026年8月9日(日)14:00
  • - 2026年8月10日(月)19:00
  • - 2026年8月11日(火・祝)14:00

チケットは、A席3,300円、B席2,750円、U25席1,650円で、一般発売は2026年6月14日(日)からです。特に25歳以下の若者に向けたU25席の制度も設けられており、若い世代にも観劇の機会を提供します。

新国立劇場は、演劇のトップクラスの舞台を提供しつつ、次世代のアーティスト育成にも力を入れている機関です。今回の件についても多くの注目が集まっており、観客との対話が生まれる期待を持たせています。

お問い合わせ



チケットの購入や詳しい情報は、新国立劇場の公式ウェブサイトにて確認できます。平和の尊さをテーマにしたこの朗読劇を通じて、多くの人々が新たな視点を得られるることでしょう。ぜひ、劇場でその瞬間を体験してください。


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