奈良の革靴 KOTOKAが新モデルを発売
奈良を誇る革靴ブランド KOTOKA(コトカ)が、革の経年変化を楽しむ茶芯ブラックレザーを使用した新しい靴を2モデル発表しました。この靴は、豊かな風合いを持つ一枚革で、履くごとに独自の表情が現れることが特徴です。これにより、古き良き日本の伝統と現代の感性が融合した造りとなっています。
KOTOKAのブランド哲学
KOTOKAは、日本有数の革靴産地として知られる奈良の7社の靴メーカーによって共同で設立されました。各メーカーはデザインに役割を分担し、ブランドとしての運営を行っています。このように、複数の製造者が一つのブランドを運営するのは非常に珍しい試みですが、5年間の成長を続けており、革靴の新たな可能性を模索しています。
茶芯ブラックレザーとは?
今回の新たなモデルに使用された「茶芯」素材は、革の芯が茶色であることが特徴です。このため、経年変化を経ることで黒い表面が徐々に薄れ、下に隠れていた茶色が顔を出し、靴に独特の風合いを与えます。特に、デニム製品と同様に色落ちを楽しむユーザー層に人気が集まっています。
新モデルの詳細
今回の新作は『KTO-4007 一枚革ハイカット メンズ ブラック茶芯』と『KTO-4006 飛鳥ホールカット メンズ ブラック茶芯』の2種類です。
このハイカットシューズは、驚くほど柔らかな革で作られており、裏張りがないため非常に軽量。素材には、兵庫県たつの市のタンナーが開発した「たつのナチュラルグレイン」を使用。履き込むことで、独自のしわが生まれ、さらに経年変化が楽しめます。税込価格は39,600円です。
洗練されたデザインのホールカットシューズも、裏張りなしの一枚革で仕上げています。こちらにも「たつの丘染めオイルヌメ」を使用し、弾力性と足馴染みの良さを兼ね備えています。染料と顔料で漆黒に仕上げた肌目が美しく、履くことで生まれるしわからも豊かな風合いが楽しめます。こちらも税込価格は39,600円です。
KOTOKAの今後の展望
KOTOKAは、今後も革靴の新たな魅力を追求し、個性的なデザインと高品質な素材を通じて、より多くの支持を得ることを目指しています。また、公式インスタグラムやホームページを通して、新モデルの情報を発信しながら、多くのファンとの絆を深めていく予定です。
奈良の伝統と革新を融合させたKOTOKAの靴、ぜひ一度試してその魅力を感じてみてはいかがでしょうか。