台湾発の新たなドラマが東京国際映画祭で大注目
第38回東京国際映画祭(TIFFCOM)において、台湾の大手放送局TVBSが制作したオリジナルドラマ『The Good, the Bad, and the Ugly(サンフランシスコ美容院)』が、日本で初公開されました。タイムリーなプロモーションを展開するこの番組は、主演のサイモン・リエンとナッシュ・チャンがソウルでのPRイベントに続き、東京でも大きな注目を集めています。 
 撮影現場の後ろにいる友情
このドラマは、台湾文化部の「海外スター育成プロジェクト」に支援され、メディアや海外バイヤーとの交流を通じて、現代の台湾文化を独自の視点で描いています。劇中でヤン・ジョニーとヤン・チンが演じるキャラクターは、緻密なストーリーと力強い演技で観客を引き込む要素が満載です。特にヤン・ジョニーが演じるデン・ウェイカンというキャラクターの野心やスキャンダルが、観客に強い印象を与えます。このドラマは、台湾発のクリエイティブブランドとしてのTVBSの地位を一層確固たるものにしました。
 ヤン・ジョニーとヤン・チンの東京滞在
東京滞在中、二人は撮影現場を離れ、和やかな雰囲気で親交を深めました。質問に対して、ヤン・チンは「東京は本当に美しい街ですね。美術館にも行きましたし、箱根にも足を延ばしました。料理も最高でした!」と笑顔で返しました。ヤン・ジョニーも「美味しい食事を楽しみながら、高評価の台湾ドラマを日本に紹介できたことが今回の旅の一番の喜びです」と語りました。
 料理の話題で盛り上がる
作中では、デン・ウェイカンが日本で台湾式朝食店を開く計画を立てるストーリーが展開されます。これに関連して、ヤン・ジョニーは「小籠包、豆乳、油條(揚げパン)が日本でも人気が出そうな台湾朝食料理です」と自信を持って挙げました。さらに、ヤン・チンは「鹹豆漿(シェントウジャン)」を推薦し、「日本の皆さんにとって独特な食感を楽しんでもらえると思います」とアピールしました。
 新たな視聴体験の提供
『サンフランシスコ美容院』は、10月19日午後8時(台湾時間)より、TVBSチャンネル42およびCHT MODチャンネル311のTVBS E!で放送が開始します。この作品は海外の視聴者にも配信されており、日本を含む各国の視聴者は、iQIYIアプリで毎週日曜の夜10時(台湾時間)に最新エピソードを楽しむことができます。TVBSは「真実」「信頼」「テクノロジー」を理念に掲げ、台湾のストーリーテリングを世界に届ける取り組みを続けています。 
 TVBSについて
1993年に台湾初の衛星テレビ局として設立されたTVBSは、ニュース、エンターテインメント、ドラマ、Eコマース、タレントマネジメントなど、多岐にわたる事業を展開しています。現在、台湾で最も信頼される放送ネットワークの一つとして知られ、多くの視聴者に親しまれています。
このように、日本での台湾ドラマの受け入れが進む中、今後の展開が楽しみです。
 
 
