HYBEは、次世代ボーイグループプロジェクトの始動を発表しました。この新しいプロジェクトは、4度のグラミー賞を受賞したプロデューサー、ライアン・テダーとのコラボレーションによって実現します。HYBEの会長であるバン・シヒョクとHYBE AMERICAのCEO、スクーター・ブロウンがテダーと手を組み、ポップミュージックの未来を見据えた挑戦を開始することとなりました。プロジェクト名は「ワールドワイド・タレント・サーチ」、これは全世界を対象としたオーディションです。
これまでにHYBEは、TOMORROW X TOGETHERや&TEAM、KATSEYEといったアーティストを生み出してきました。その成功を重ね、今回も再びHYBEとテダーの実績を結集させ、新たなボーイグループをプロデュースします。このプロジェクトには、HYBEのアーティスト育成プログラムやK-POPのインフラを築いてきた経験、そしてテダーが持つ大ヒット曲のノウハウを活かして、楽曲制作とパフォーマンスの両面で洗練されたアーティストの誕生が期待されています。
テダーが率いるクリエイティブチームには、バン・シヒョクとスクーター・ブロウンも参画し、彼らがこれまで手がけたBTSやKATSEYEの成功をさらに広げるための新たなステージに挑むことになります。新アーティストグループのトレーニングはロサンゼルスで行われ、HYBEの育成プログラムと、テダーが持つポップミュージックへの深い知識が融合される予定です。
KATSEYEは、HYBEがGeffen Recordsと共同で立ち上げた初のグローバルガールグループとしてデビューし、アメリカ市場でも成功を収めました。彼女たちのデビューEPはBillboardのトップアルバムセールスチャートで6位にランクインし、シングル「Touch」のストリーミングはリリースから1か月で1,000万回を超えたと言われています。この成功は、K-POPの国際的な影響力を示すものであり、HYBEにとって新たな成功の道筋が拓かれることを意味しています。
バン・シヒョク会長は、「私たちのアーティストたちは毎年チャートを賑わせ、グローバルな記録を打ち立てています。特にKATSEYEの成功は、私たちのK-POPメソッドがアメリカで通用することを証明しました。ライアン・テダーとの新しいボーイグループの立ち上げは、音楽業界における私たちのレガシーを未来に繋ぐ一歩です」と語ります。これからのプロジェクトには、さらなる期待がかかります。
ライアン・テダーもまたこの新プロジェクトに対し、「HYBEとのコラボレーションは非常に楽しみです。バン会長とそのチームは、ファンを魅了するクリエイティブ集団として、世界でも一流の実力を証明しています。私たちはともに、最高の音楽を作り、ファンに寄り添うグループを築いていきます」と意気込みを見せています。
この「ワールドワイド・タレント・サーチ」に参加するための条件は、13歳から23歳までの年齢制限があり、ジェンダーは問わず、国籍も不問です。応募は年間を通じて随時受け付けられますが、受付が終了する場合もあるため、公式サイトでの確認が推奨されています。応募に際しては、パフォーマンスビデオや自己紹介ビデオなどが必要になるため、しっかり準備して臨むことが重要です。HYBEは「We believe in music」というミッションのもと、音楽産業のビジネスモデル革新に努めており、今後の展開に目が離せません。