2025年ブエルタ・ア・エスパーニャとUCI世界選手権の全貌
2025年8月23日から始まる第80回ブエルタ・ア・エスパーニャが、株式会社ジェイ・スポーツによって独占生中継される。この大規模なロードレースは、21ステージからなり、総走行距離は3,151kmにおよぶ。今年は特に注目すべき点が多い。
ブエルタ・ア・エスパーニャの概要
ブエルタ・ア・エスパーニャは、イタリアのトリノでスタートし、最初の3ステージをそこで行った後、フランス・アンドラを経由してスペインへと進む。スペインのマドリッドでフィナーレを迎える。このルートでは、特に10の山頂フィニッシュが注目されており、アングリルの最大勾配24%や標高2,200mを超えるボラ・デル・ムンドなどの超級山岳が登場する。
今年は第18ステージに珍しいチームタイムトライアルも設定され、登坂力とタイムトライアルの両方が求められる内容となっている。
ゲストライダーと激戦
大会には、昨季の優勝者プリモシュ・ログリッチをはじめ、ツール・ド・フランスで2度優勝経験のあるヨナス・ヴィンゲゴー、シクロクロスからMTBまで活躍するトーマス・ピドコックといったトップライダーが参加予定。この顔ぶれからも、激しい戦いが期待される。
UCI世界選手権の意義
続いて、9月21日からはUCI世界選手権大会が男女エリートタイムトライアル、及びロードレースを含む形で開催される。この大会は、アフリカ大陸で初めて行われる歴史的な位置づけのもので、キガリ市街地の周回コースが使用される。女子エリートは164.6km、男子エリートは267.5kmという厳しいコースで行われる。
昨年の優勝者や各国のスター選手が参加予定で、特に男子エリートにはタデイ・ポガチャルやレムコ・エヴェネプール、女子ではロッタ・コペッキーやカタジナ・ニエウィアドマなど、期待される選手が名を連ねている。
視聴方法と特典
ブエルタ・ア・エスパーニャの全21ステージは、「J SPORTSオンデマンド」で生中継され、スタートからフィニッシュまで現地の英語実況を通じて楽しむことができる。さらに、8月23日の第1ステージと、9月4日の第12ステージは無料でライブ配信される。視聴者には豪華プレゼントや優勝予想サービス「サイクル誰クル?」なども用意され、盛り上がること間違いなしだ。
まとめ
J SPORTSによる独占生中継は、サイクリングファンにとって待望のイベントだ。ブエルタ・ア・エスパーニャとUCI世界選手権を通じて、熱いレースを体感しよう。この機会をお見逃しなく!