視覚障害ミュージシャンたちによる感動の春の音楽祭
2025年3月、埼玉県さいたま市で「第1回春のチャリティー音楽祭プレミアムライブ」が開催されます。このイベントは、全国から集まった視覚に障害のあるミュージシャンたちが、自らの音楽を通じて感動を届ける素晴らしい機会です。記念すべき初回のライブでは、18組のアーティストが登場し、それぞれの個性を活かしたパフォーマンスを披露します。
参加アーティストの紹介
わたなべちひろ
東京パラリンピック閉会式に出演した、全盲のシンガーソングライターわたなべちひろさん。彼女の情感あふれる楽曲は、多くの人々に感動を与えています。
酒井響希
大阪から初登場の天才ドラマー酒井響希さんは、18歳の全盲ミュージシャン。彼はX JAPANとの共演でも知られ、今回のチャリティー音楽祭でも圧巻のパフォーマンスを繰り広げます。
その他のアーティスト
全盲のヴァイオリニスト白井崇陽さん、聴覚障害の手話パフォーマーNyankoさんとのコラボも見逃せません。彼らのステージは、障害を超えた感動的なショーが期待されます。
クラシック音楽をフィーチャーした坂田優咲さんや、澤田理絵さんのソプラノも注目されます。彼らのパフォーマンスによって、聴衆は心を打たれることでしょう。
当日のイベント情報
今回の音楽祭では、チケットは前売り2,000円、当日2,500円で販売されます。全席自由で340席の会場には、車椅子席も用意されています。さらに、イベント当日は福祉に関連する体験コーナーも設置されており、盲導犬体験や福祉機器の展示が行われます。
フードフェスや音楽・トークイベントも同時に開催されるため、楽しい一日を過ごすには持ってこいの機会です。埼玉県のヘルプマーク普及活動にも貢献することを目的としています。
主催者の思い
本イベントを主催するのは、網膜色素変性症を抱える一般社団法人視覚情報サポートラジオの代表・前田憲志さん。自身の経験を基に、視覚障害者と音楽を通じて“居場所”を提供しようと努力しています。
昨年度は409人を動員し、年々参加者が増加しているチャリティー音楽祭。この春、新たにさいたま市での開催に踏み切ることで、さらなる拡大を目指しています。
まとめ
2025年3月15日(土)、さいたま市で行われるこの春のチャリティー音楽祭は、ただのライブイベントではありません。視覚障害者たちが見せる“見えない力”を体感しに、ぜひ多くの方の参加をお待ちしております!
チケットはチケットぴあやセブンイレブンの店頭端末で好評発売中です。詳しい情報は公式ウェブサイトでご覧いただけます。皆さんのご来場を心よりお待ちしております!