パパスの2025年秋冬カタログの魅力
メンズブランド「Papas(パパス)」が新たに発表した2025年秋冬カタログには、俳優の柄本佑さんとフランス料理界の重鎮、三國清三さんがモデルとして起用されています。このカタログは、家族の集まりでパパスの服を通じて知り合った二人が共演する形で実現しました。二人のコラボレーションは、親しみやすさや温かみを感じさせるものになっています。
パパスは来年、設立から40周年を迎えます。ブランドの歴史は実に長く、この間多くのファンを魅了してきました。40年という歳月は、親世代から子供世代へ、そして今や多くの年代に愛されるブランドへと成長を遂げました。若者だけでなく、大人たちのための「ふつうの服」として定評を持つパパスは、時代とともに変わり続けていることも特筆すべき点です。
柄本佑さんは、東京都出身で、2001年に映画『美しい夏キリシマ』で主演デビューを果たした後、数多くの映画やドラマ、舞台で活躍しています。映画『きみの鳥はうたえる』や『ハケンアニメ!』においても主演を務め、数々の賞を受賞してきました。最近では、2024年放送予定のNHK大河ドラマ『光る君へ』での演技が注目されています。
一方、三國清三さんは1954年に北海道で生まれ、フランス料理の世界で長いキャリアを持っています。15歳から料理の道に進み、スイス・ジュネーブでの駐在経験を経て、1985年に「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店しました。フランスの三ツ星レストランでの修業を経て、2015年にはフランス共和国からレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受勲しています。彼は食文化の啓蒙にも積極的に取り組んでおり、2025年には黄綬褒章を受章予定です。
カタログの制作背景には、プライベートでの交流がある両者の「パパス」への愛情が反映されています。三國さんが自身の料理のスタイルとパパスのファッションが相通じるところを感じ、柄本さんをモデルに選んだという経緯があります。このように、パパスの新作が二人のキャラクターとも相まって魅力を引き出しています。
新しい秋冬コレクションには、これまでのパパスの第一印象を覆すスタイリングが施されており、老若男女問わず楽しめるアイテムが揃っています。このカタログは9月上旬から全国のパパス店舗で配布される予定で、多くの人に手に取ってもらえることが期待されています。
ブランド「Papas」の名は、著名な小説家アーネスト・ヘミングウェイの愛称から取られたもので、1986年に設立されました。創業以来、国内生産にこだわりつつ、素材の厳選や職人技を大切にし、多くの人に普段使いできるファッションを提供してきました。
ぜひこの機会に、パパスの2025年秋冬カタログを手に取って、その魅力を感じてみてください。