オーラルが示した新境地
2026-03-31 15:37:37

THE ORAL CIGARETTESが新たな音楽の境地を示した「ERASE the BORDER TOUR」ファイナル

THE ORAL CIGARETTES 新しい音楽の旅への挑戦



2026年3月24日、THE ORAL CIGARETTES(以下、オーラル)が待望の「ERASE the BORDER TOUR 2026」ファイナル公演をZepp Hanedaで開催しました。この日は、長年の親交があるバンドMy Hair is Badをゲストに迎え、約10年ぶりとなる共演を果たしました。

ツアーは「近いところにいるのに、意外と一緒にやってこなかったバンド」と対バンする形式で、オーラルがライブ活動を軸にしたクリエイティブを続ける道程を感じさせました。彼らは、昨年9月に「ERASE the BORDER TOUR」を発表し、さらに「Home Sweet Home TOUR」と「WANDER ABOUT 放浪 TOUR」を併催することで、独自のライブスタイルを確立してきました。

コロナ禍によって切り離されたライブハウスシーンを再構築する意志が込められたこのツアーは、オーラルの強いバンドとしてのアイデンティティがいかに深まったかを示しています。特に、ウイルスの影響を受けて衰退しかけたロックシーンへの危機感から、彼らは今、自身を核にした音楽活動を積極的に行うスタンスを貫いています。

この日のライブは、オーラルとMy Hair is Badのそれぞれのスタイルが交差する貴重な瞬間となりました。どちらのバンドも、進化し続ける姿をステージで披露し、「人を変えられるかもしれない」との考え方と共に、自らの音楽を大切に表現していました。特に、My Hair is Badの椎木知仁は「足るを知る」という言葉を通して、リスナーに温かいメッセージを送りました。

オーラルのパフォーマンスは、全体を通じてアッパーなエネルギーを溢れさせるセットリストで構成されていたのが特徴です。オープニングの“mist…”から始まり、耳に残る“嫌い”や“Mr.ファントム”を経て、全12曲が繰り広げられました。集まったファンはただ跳び、叫び、拳を掲げるためにその場にいました。特に、過去の楽曲が新たな解釈で演奏される中、オーラルの進化する姿を感じることができました。

「昨日桜を見て回った際、人々がそれを無視している光景を見て、今を大切にしてほしい」と語る山中拓也の言葉は、彼らが伝えたかった「目の前にある美しさを見逃さないでほしい」というメッセージそのものでした。その中で、人としての感情や繋がりを大事にし、ライブを通じて自己を表現することが楽しい音楽生活の核心であると再確認させてくれました。

最後の曲“ERASE”では、オーラルの音楽的視座が新たに描かれ、自らの思いを誰かに繋げ、その思いが心を動かすことの重要性を掲げました。彼らのパフォーマンスは、美しさや感情の奥深さを讃えることで、観客をライブ体験へと引き込みました。このような情熱とエナジーを持つ中で、オーラルは明確に「自分たちの音楽を愛する人々との場を創造する」という意図を持って活動を続けています。

次回は「WANDER ABOUT 放浪 TOUR 2026」で、国内各地を巡る予定の彼らのパフォーマンスに期待が高まります。このツアーもまた、オーラルの進化を見守ることができる貴重な機会となるでしょう。音楽界隈の動向を更新し続けるオーラル、その歩みには目が離せません。


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