新世代ラッパーKTCHAN、初著書とトークイベントで新たな挑戦

新世代ラッパーKTCHANの初著書が登場！

日本のヒップホップ界に彗星の如く現れた新世代ラッパー、#KTCHANが初めての著書『飛んできたナイフは、プレゼントで返したい。』を5月9日に刊行しました。この作品は、彼女自身の人生観や考え方を、「魔法のパンチライン」として表現し、自分自身を支える力を持つ言葉たちを共有します。特に、自己肯定感を高める内容が多く、どんな読者にも刺激を与えること間違いなしです。

KTCHANのラップスタイルと成り立ち

2022年に始まった高校生RAP選手権で注目を集めた#KTCHANは、対戦相手からのディスに対しても、あえてディスを返さない「ディスらないスタイル」で多くのファンの心をつかみました。その独特のラップスタイル「#KT劇場」は、瞬く間に彼女をHIPHOPシーンのシンデレラガールへと押し上げ、多数の強敵との激戦にも挑む中で、戦極MCBATTLEの女性初のベスト4入りを果たすことになります。

現在、フリースタイルRAPから自ら距離を置き、アーティストとしての楽曲制作とパフォーマンスに力を入れています。今年1月にはメジャーデビューを果たし、その楽曲が全国ラジオ・オンエア・チャートで1位を獲得するなど幅広い音楽ファンに支持されています。

初著書リリースの背景と内容

自らの人生を振り返り、4つの章に分けて生き方や人間関係、ラッパーとしての心構え、そしてマインドの重要性について語る本作は、非常に読みやすい構成となっています。特に、初めて本を手に取る人にとっても親しみやすく、自己肯定感を高めるためのヒントが豊富に詰め込まれています。

本書の発売日に、KTCHAN自身がサプライズでいくつかの書店を訪れ、本をPRする姿は多くのファンの心を打ちました。彼女の思いが詰まった一冊は、読者にさまざまなインスピレーションを与えることでしょう。

特別なトークイベントの開催

著書の出版を記念して、6月14日（土）には青山ブックセンター本店でトークイベントが開催されることも発表されました。このイベントでは、言葉を使う芸である落語の女性家元、蝶花楼桃花さんをゲストに迎え、周りの常識にとらわれず挑戦し続ける生き方について対談する予定です。KTCHANの言葉で語られる様々な思いとアイデアに、参加者たちは大いに触発されることでしょう。