子どもの権利を学ぶ特別イベントが川崎で開催！

川崎市が主催する「かわさき子どもの権利の日のつどい」

2023年12月13日（土）、川崎市にて「令和7年度かわさき子どもの権利の日のつどい」が開催される。このイベントは入場無料で、子どもたちが自分の権利を学び、尊重されることの大切さを実感できる場となる。

川崎市では、子どもが独立した存在として輝くためのサポートを重視しており、2001年には「川崎市子どもの権利に関する条例」を日本で初めて制定した。条例に基づき、11月20日を「かわさき子どもの権利の日」と定め、その前後には様々なイベントが開催されている。

イベント内容

今回のメインイベント「かわさき子どもの権利の日のつどい」では、さまざまな活動が企画されている。大ホールでは、人気ミュージシャンでありマジシャンの大友剛さんと、絵本作家の西野博之さんを迎え、マジック、音楽、絵本のパフォーマンスを通じて楽しく子どもの権利について学ぶショーが行われる。午前の部と午後の部に分かれており、各回500名まで入場可能で、直前の申し込みは不要となっている。

また、短編アニメーション「パンダコパンダ」の上映会も予定されており、人気の宮崎駿と高畑勲の作品を楽しむことができる。こちらも事前の申し込みは不要で、定員500名に達した時点で締切となる。

多彩な体験が満載

イベント会場では、出張ミニ子ども夢パークもオープンし、子どもたちは工作や昔遊びを体験できる。また、市内の小中学生が描いた人権ポスターの展示や、子どもの権利条例に関するパネルが掲示され、子どもたちに対する意識を高める場となっている。

子どもの権利条約かるた体験コーナーや、関連書籍の展示もあり、楽しみながら権利について学ぶことができる。

さらに、特設ブースでは子どもの権利について参加者の意見を集める活動も行われる。意見を持つことの重要性を理解する機会となるだろう。