フェンダーが贈る2025年の新コレクション
フェンダー・ミュージカル・インストゥルメンツ・コーポレーション(FMIC)は、2025年の年次コレクションとして『Prestige Collection』と『Cocktail Collection』を発表しました。これらの新作は、フェンダーの職人たちによる独自のクラフトマンシップと革新的なデザインが融合した珠玉の作品ばかりです。
Prestige Collectionの魅力
『Prestige Collection』では、マスタービルダーたちの技術と想像力が結実した特注の楽器が揃います。各ビルダーがその個性を生かし、精緻な仕上げと希少なトーンウッドを用いて一つ一つ仕上げた楽器は、まさにアートの域に達しています。たとえば、アンディ・ヒックスが手掛ける「Prestige Sub-Sonic Jazzmaster®」は、品質にこだわった一品であり、2,124,100円(税込)で市場に登場。さらに、デヴィッド・ブラウンの「Prestige Custom Spalted Maple Stratocaster®」も2,025,100円(税込)という価格で評価されています。
このコレクションは、マスタービルダーそれぞれの職人技を称えるもので、それぞれの楽器は極めて希少でコレクターにとって貴重な存在です。これにより、Fenderの真の芸術性とクラフトマンシップが証明されます。
Cocktail Collectionの独自性
一方で、2025年の『Cocktail Collection』は、カクテル作りからインスピレーションを受けて作られたユニークな楽器群です。各ビルダーは、特定のカクテルに着想を得て、クラシックなフェンダーモデルを現代的にアレンジしました。例えば、「Cocktail Collection Bourbon Barrel Subsonic Tele®」は市販想定価格1,612,600円(税込)、この楽器はバーボン樽から得た独特の木材を使用しており、機能性と視覚的魅力が見事に融合しています。
また、「Moscow Mule Esquire®」や「Lemon Drop Martini Strat®」など、カクテル名を冠したモデルもラインナップされており、それぞれがオリジナルの個性と音色を持っています。
フェンダーの未来を感じさせるコレクション
Fender Custom Shopのプロダクトデベロップメントディレクター、チェイス・ポール氏は、「すべてのメンバーが創造性と技術の限界に挑戦し続けている」と語っています。その言葉通り、今回のコレクションは、マスタービルダーだけでなく、そのアプレンティスたちの手によっても個性的な作品が生み出されています。
Fenderの2025年コレクションは、アーティストやコレクター、そしてプレイヤーに新たなインスピレーションを提供することでしょう。これまでの伝統を受け継ぎながらも、新たな表現に挑戦する姿勢が、音楽業界に新しい潮流を生み出します。
全製品の詳細や画像については、Fender Custom Shopの公式PDFをご確認ください。今後のフェンダーの展開に、ぜひご期待ください!