LINEヤフー株式会社が新しい音楽の祝日「ミュージック記念日」を設けました。この取り組みは、アーティストの特別な楽曲に関連した日々を共に祝うことを目的としています。第1弾の記念日として、9月3日がRADWIMPSの名曲「セプテンバーさん」に捧げられることが決まりました。
「ミュージック記念日」は、サブスクリプション型音楽サービスの普及から10年を迎え、楽曲の捉え方が変わる中で登場しました。シーズンや思い出に沿って楽曲が再評価されることが増えた結果、名曲へのリスペクトを示す新たな場を提供したいと考えたのです。初めての試みとして選ばれた「セプテンバーさん」は、楽曲の特性とリリース日である9月3日を重ね合わせ、アーティストやファン、LINEヤフーの各サービスが共にその日を楽しむことができるように設計されています。
記念すべき第1弾の楽曲「セプテンバーさん」は、2006年にリリースされたRADWIMPSのアルバム『RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜』に収められており、そのタイトルは特別な日付に由来しています。実際、2005年9月3日、RADWIMPSは横浜BLITZで初のワンマンライブを行い、そこでメジャーデビューの発表を行いました。この日にちなんで生まれた「セプテンバーさん」は、長年にわたり夏の終わりから秋の始まりを感じさせる名バラードとして多くのファンに愛され続けてきました。
「ミュージック記念日」では、この楽曲の持つ切なくも温かな感情をLINEヤフーのサービスを通じてファンと共有し、一緒にお祝いする機会を提供します。
さらに、LINE MUSICでは、9月3日から5日にかけて「セプテンバーさん」を再生した方に特別なコンテンツとして、RADWIMPSの手書きメッセージ入り画像を公開します。これは、アプリの「My推し」セクションにも表示され、アーティストのファンが楽しむための特別な体験を提供するものです。また、9月3日に「My推し」にRADWIMPSを設定することで、祝うための特別エフェクトも体験できるようになります。
さらに、Yahoo!検索では「セプテンバーさん」のオリジナルMVを9月3日から30日まで無料で公開します。このMVは、RADWIMPSと共に歩んできた20年の思い出や楽曲のノスタルジックな雰囲気を取り入れた作品で、ファンによって投稿された写真や映像が使用されています。公式のX(旧Twitter)でも詳しい情報が発信されており、音楽の新しい楽しみ方として注目されています。
このように、LINEヤフーが提案する「ミュージック記念日」は、ファンとの絆を深める新しい取り組みとして、多くの人に響くイベントになることでしょう。今後も様々な楽曲を祝う日々が展開されることが期待されています。
 
