バーバリーが提案する英国音楽の祭典
2025年6月5日、ロンドンでバーバリーが発表したキャンペーンは、英国の音楽文化を祝うものとなっています。リアム・ギャラガー、ゴールディ、チー・カルティエ、Stray Kidsのスンミン、ロイル・カーナーといった名だたるアーティストたちが起用され、賑やかなフェスティバルシーズンを感じさせる内容です。バーバリーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるダニエル・リー氏は、このプロジェクトについて「ライブの合間に見せる、ファンやアーティストの自然な表情を捉えたコラージュのようなもの」と語ります。
このキャンペーンは、英国の多様なアイデンティティを音楽を通じて表現し、1990年代のスタイルを現代に再解釈するものです。出演者たちのインタビューやそれぞれのストーリーが織り交ぜられ、バーバリーが持つ音楽シーンへの影響力が浮き彫りとなります。リー氏は、「バーバリーは夏のカルチャーカレンダーの中心に位置し、自己表現の手段であり、フェスティバルを好む人々にとってのスタンダードでもある」とも言及しています。
本キャンペーンの映像はサウンドシステムや泥に囲まれたセットで撮影され、ディレクターのキム・ゲーリッグが芸術的な映像を手がけています。フォトグラファーのドリュー・ヴィッカーズによるポートレートも見逃せません。リアム・ギャラガーやその子どもたち、英国を象徴する存在のゴールディが起用されたことは、二人の持つ影響力とバーバリーのレガシーを強く示しています。特にリアムは、バーバリーの2018年春夏コレクションで使用されていたパーカを着用し、ファッションと音楽の融合を表現します。このパーカは、数量限定で復刻販売される予定です。
ゴールディは、バーバリーについて「イギリスの文化に深く根付いている。そのチェック柄は私のアイデンティティになった」と語り、バーバリーが持つ独自の魅力を表現しています。
キャンペーンに使用されたサウンドトラックは、アーティストリキッドの「Sweet Harmony」。この楽曲は34年前にリリースされ、以来多くのフェスティバルで親しまれています。
キーアイテム一覧
新作の「ハイランド」ハンドバッグは、バーバリーチェックのジャカード生地で仕立てられ、機能性にも優れています。また、パッカブル仕様のケープやフーデッドジャケットも揃い、天候の変化に対応できるスタイルが魅力的です。バーバリーチェックと無地カラーの組み合わせが新鮮です。さらに、英国カルチャーを象徴するコットン製ハリントンジャケットやパーカもラインナップ。
他にもさまざまなスタイルが登場します。レザージャケットやフリース、ウォッシュドサテンのトレンチコートにはミニキルトやラバーブーツが合わさり、チェック柄のシャツやビッグサイズのTシャツには、ウエストをマークした着こなしも提案されます。
バーバリーチェックをあしらったタンクトップやポロシャツもあり、また1980年代に初登場した「ナイトスタンプ」モチーフがコットンジャージーに大胆にデザインされています。
特に目を引くのはバーバリーチェックのマシュラバーブーツや、スエードのアーチンクロッグ、スポーティーなメッシュ素材のスニーカーがラインアップに加わり、コーディネートの幅を広げています。バッグは、カーブ型クロスボディや、雨にインスパイアされたホースシュー型バッグが登場します。さらに、スターリングシルバーのジュエリーには、英国の自然からインスパイアを受けたチャームも加わっています。
このように、バーバリーは音楽とファッションの強固な絆を再確認し、時代を超えたスタイルを提案しています。
クリエイティブディレクション: ダニエル・リー
アートディレクション: レーン・アンド・アソシエイツ
ディレクター: キム・ゲーリッグ
フォトグラファー: ドリュー・ヴィッカーズ
【お問合せ先】
バーバリー・ジャパン
0066-33-812819
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