舞台小説『奇喜怪快』が関西演劇企画第2弾で上演へ
関西の演劇シーンを盛り上げるべく発足したプロジェクト『関西演劇企画』の第2弾が、舞台小説『奇喜怪快』として2026年の春に大阪と東京で繰り広げられます。今回発表された公演タイトルとメインビジュアルは、多くの演劇ファンの心をつかむことでしょう。
作品概要
本作『奇喜怪快』(読み:ききかいかい)は、作家小泉八雲の作品をベースにした登場人物たちが描かれる物語です。主人公の小泉カイは、匿名の言葉によって心を傷つけられ、孤独に苦しむ高校生です。彼の唯一の“個性”である怪談好きが、彼の居場所を奪っていく様子が描かれます。そんな彼が訪れたのは、社会からはみ出してしまった人々が集まる不思議なお寺「善幸寺」。そこで出会うのは、非人間的な存在と個性的な優しさ。怪談と現実が交錯する中でカイの運命が少しずつ動き出す様子が描かれ、怖さと面白さが融合した現代怪談劇に仕上がっています。
この作品は、心に響く問いを投げかける要素も多く、観客が自らの感情と向き合わせるきっかけとなることでしょう。
キャストとコメント
主演の小泉カイ役を務めるのは、宮脇優さんです。「この台本を手にした瞬間、プレッシャーを感じましたが、愛される作品になると確信しています」と意気込みを述べています。また、カイの担任教師役である里中将道さんは「大阪出身として、関西演劇を盛り上げたい」と熱い思いを語りました。
さらに、コンビ芸人の小堀裕之さんと川谷修士さんも出演し、個性的なキャラクターを演じます。小堀さんは、怪談好きの教頭を演じるにあたり「素晴らしいお芝居で観客を幸せにしたい」と語り、川谷さんは「演じることを楽しみつつ、素晴らしい経験を漫才に活かしたい」と期待を寄せています。
制作チームの意気込み
本作の作・演出を手掛ける高梨由さんは、「この物語は、社会に外れた方々の姿を描いています。笑いと怖さを交えた不思議な舞台に仕上がるよう尽力します」とコメントしています。自身の個性や弱さを受け入れることができるようなメッセージが込められた作品になることを期待したいところです。
公演情報
舞台小説『奇喜怪快』は、大阪での公演が3月25日から始まり、東京では4月3日から上演されます。チケットは2月11日より一般発売が開始され、多くの人々がこの不思議な舞台を楽しむことを願っています。
- - 大阪公演: COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール
- - 東京公演: 新宿シアターモリエール
詳細は公式サイトやSNSをチェックして、ぜひ難解かつ楽しい現代怪談の世界を体験してみてください。