THINKRが示す未来への挑戦
2024年8月、東京都目黒区の株式会社THINKRが新たな経営体制へ移行し、初の本格的な資金調達に成功したことを発表しました。調達額は約50億円にのぼり、これにより持続可能な事業展開を目指していることがうかがえます。
今回の新体制下で、同社は7つの新規プロジェクトを一斉に発表し、アーティスト・クリエイターの成長を支える取り組みから最先端の技術を駆使した体験まで、幅広い分野での展開を示唆しています。以下では、それぞれのプロジェクトの概要をご紹介します。
PROJECT 1: THINKR NEXT ARTISTS DEVELOPMENT
このプロジェクトでは、若手アーティストやクリエイターの育成を目的とした新事業部「THINKR NEXT ARTISTS DEVELOPMENT」が設立されました。過去のオーディション実績を活かし、次世代の才能を開花させるサポート体制が強化されます。
PROJECT 2: THINKR CREATIVE UNION
株式会社.MPとのパートナーシップを経て、創造的同盟「THINKR CREATIVE UNION」が誕生しました。このプロジェクトでは、各メンバーの専門性を融合し、新たな「ものづくりの源泉」となるようなクリエイティビティの拡張を図ります。
PROJECT 3: 研究開発チーム「MURAKUMO」
社内に新設された研究開発チーム「MURAKUMO」は、テクノロジーとクリエイティブの共創をテーマにしています。特に、ライブ演出分野においてAIを活用し、創造性と技術の共存の可能性を探求します。
PROJECT 4: XR EXPERIENCE / 海外ライブ進出
XR技術を活用したライブ体験の進化に取り組むこのプロジェクトでは、2024年5月に米国での初の本格海外XRライブを予定しています。これにより、国境を越えた新しい音楽体験が実現します。
PROJECT 5: THINKR XR CLASSICS
クラシック音楽とXR技術を融合させた新たなコンサート「THINKR XR CLASSICS」が始動します。2025年夏には、KAMITSUBAKI STUDIOの楽曲を使ったフィルムコンサート化が予定され、オーケストラと共に新たな体験を提供します。
PROJECT 6: 音楽ディストリビューションサービス「PNDR」
ネットカルチャーから生まれたアーティストに特化した音楽配信事業「PNDR」が始まりました。同時にインディレーベル「PNDR RECORD」も設立され、これらのアーティストの発掘や育成が進められます。
PROJECT 7: KYOZON / 新拠点および制作スタジオ
「KYOZON / WORKPLACE BY THINKR」と名づけられた新拠点とバーチャルプロダクションスタジオ「KYOZON / LABORATORIES BY THINKR」が設立され、共創を通じた制作環境が整備されます。
まとめ
THINKRは、この新たな経営体制のもと、アーティストやクリエイターの支援から最新テクノロジーの活用まで、未来志向の多彩なプロジェクトを推進しています。芸術と技術が融合することで、クリエイティブな可能性が広がることが期待されます。更なる詳細は、
THINKRの特設ページでご覧いただけます。