ピアノとストリングスが描く新たな音の世界
日本のポストクラシカル界で注目を浴びているピアニスト、Taichi Chishakiが4月11日にリリースする新曲『Peractorum I(ペラクトラム ワン)』は、彼の音楽キャリアにおける新たなステップとなります。この曲は、ストリングスが加えられた初の作品であり、懐古と現代的な音響効果を融合させた魅力あふれる楽曲です。
Taichi Chishakiの音楽的背景
樗木太一(Taichi Chishaki)は、東京藝術大学の音楽学部作曲科を卒業した、作曲家でありピアニストです。6歳からピアノに親しみ、18歳で作曲に目覚めた彼は、クラシック音楽の枠を超える独自の作品を次々に発表しています。特に、日本の伝統音楽の影響を受けて育った彼の音楽は、クラシック音楽と現代音楽が調和したユニークなスタイルを持っています。
彼の音楽には、ベートーヴェンやショスタコービッチ、坂本龍一といった巨匠たちからの影響があります。2021年以降は自身のピアノ曲を数多くリリースし、2022年には「Nocturnes op.3」がヨーロッパで1千万回以上再生され注目を集めました。2024年にはポストクラシカル専門レーベル「NEXTVIEW Labels」から『The Garden』を発表し、更なる活躍が期待されています。
新曲『Peractorum I』の魅力
新曲『Peractorum I』は、ラテン語で「懐古」を意味する“Peractorum”というタイトルが示す通り、過去の経験や感情を基にした作品です。
彼自身がその曲について「この曲はピアノとストリングスを使用した連作の第一作目」と語る通り、ミニマルなリズムを奏でるピアノがストリングスによって包み込まれ、リスナーに懐かしさと温かさを伝えます。
"この曲は心情を反映したもので、聴く人がそれぞれの過去を思い出すような美しいメロディーを持っています。"とTaichi Chishakiは述べています。
特に、ストリングスがピアノの旋律を引き立て、その音色が描く情景は聴くものを感動させること間違いなしです。
資料と配信情報
『Peractorum I』は、音楽ストリーミングサービスやダウンロードサイトで配信中です。
- - タイトル:Peractorum I
- - アーティスト名:Taichi Chishaki
- - 作編曲:Taichi Chishaki
- - プロデュース:Jamie Nakamura
- - レーベル:NEXTVIEW Labels
- - リリース日:2025年4月11日
- - 配信サービス:ZULAリンクマップ
この曲を聴くことで、Taichi Chishakiの新しい音楽の世界観を感じ、より多くの人にこの魅力を届けられることを願っています。
インスピレーション溢れる彼の楽曲に注目し、ぜひ聴いてみてください。