「FLAMINGO」発表
2026-04-09 12:21:07

独立時計師アントン・スハノフ 10周年記念モデル「FLAMINGO」発表

独立時計師アントン・スハノフが手がけた「FLAMINGO」



2023年、独立時計師アカデミー(AHCI)の正会員であるアントン・スハノフが、ブランド創設から10年間の集大成ともいえる新作リストウォッチ「FLAMINGO」を発表しました。この腕時計は、スハノフが誇る100%自社製ムーブメントを搭載しており、彼自身の独自の技術と美意識を存分に示した作品です。

「FLAMINGO」の魅力


「FLAMINGO」というモデルは、かつてスハノフが開発した大型置時計で使用された特許技術「フレーミング・バランス(燃えるようなテンプ)」を、腕時計で初めて取り入れています。この技術は、時計の精度を向上させるためのもので、見た目にも美しい光の効果を演出しています。夜間にこの時計を見ると、テンプの振動により光のリングが浮かび上がり、水面に揺れる光のような幻想的な景色が広がります。

さらに、「FLAMINGO」にはスハノフの初となる完全オリジナル手巻きキャリバー「Su26.1L」が搭載されています。このムーブメントは開発に約4年かかり、ダブルバレル構造を採用しています。その結果、約84時間というパワーリザーブを実現し、週末をまたぐことも可能になっています。

デザインと機能性の両立


「FLAMINGO」のデザインには、多くの独創的な要素が取り入れられています。特に、非線形パワーリザーブ表示が特徴で、残りの駆動時間が12時間を切ると、針の動きが通常の2倍のスピードで進む仕組みです。これにより、残量の低下を直感的に把握できるようになっています。

また、針のデザインには1930年代のスタイルが取り入れられ、先端にはルビーのキャップストーンが装飾されています。これは、アントン・スハノフならではの独特な美意識を表現していると言えるでしょう。さらに、ケースバックには彼の故郷であるサンクトペテルブルクを象徴する意匠が施されており、ブランド名でもある「イースターエッグ(隠れ要素)」が感じられます。

名前の由来


「FLAMINGO」は、鳥のフラミンゴに由来するのではなく、同時に特許技術「Flaming Balance」を名付ける要因となった響きの共通性から名づけられました。視覚的には、ピンクレッドのルビーアクセントや、フラミンゴの首に見立てた優雅な曲線のテンプ受けなど、色彩と造形が組み合わさっています。

アントン・スハノフのプロフィール


アントン・スハノフはロシア・サンクトペテルブルク出身の時計師で、彼は1983年にこの地で生まれました。時計師コンスタンチン・チャイキンのもとで10年間のキャリアを積んだ後、2018年に独立して自身のブランドを立ち上げました。2016年にはF.P.ジュルヌが支援する「Young Talent Competition」で優勝し、2025年には独立時計師アカデミーに正式メンバーとして迎えられています。

今後の展望とまとめ


ブランド創設から10年間の成果を凝縮した「FLAMINGO」は、アントン・スハノフにとって重要なマイルストーンであり、彼の技術と美意識を象徴しています。今後も彼は独自の発想を取り入れながら、新たな時計製作の価値を提供していくことでしょう。時計愛好家やコレクターにとって、この新作は必見となるはずです。


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