ロンジンが月覧の美を表現した特別時計を発表
ロンジンは、午年を祝う特別モデル「ロンジン マスターコレクション イヤー・オブ・ザ・ホース」を発表しました。この新作は、馬術界との歴史ある絆を象徴すると共に、特別なアートとのコラボレーションによって生まれました。これは、著名な中国のアーティストPeon Xu(ピオン・シュー)との提携によるもので、彼の名作「Galloping Horse(奔馬図)」を彫刻したゴールドカラーのローターが特徴です。こちらは手首の動きに合わせて馬が疾走するように見え、その姿は生き生きとした力強さ、再生、自由を表現しています。
この特別限定モデルは全世界で2,026本の発売予定で、鮮やかなグラデーションレッドの文字盤が目を引きます。Peon Xuは中国の現代アートを代表する画家であり、西洋技法と中国の写実主義を巧みに融合させた作品で知られています。彼の作品は西洋絵画の緻密さと中国水墨画の持つ詩的な生命感を結びつけたもので、疾走する馬の姿を通じてそのエネルギーを具現化しています。ロンジンの新モデルも、この馬の優雅さと力強さを存分に際立たせています。
特に注目すべきは、Qingping Xu(チンピン・シュー)氏が監修を手掛けたことで、この時計が家族の芸術的伝統を受け継いでいる点です。実際、Qingping Xuの書による「奔马得势(奔馬得勢)」は、馬の文化的意義を象徴する美しい表現を加えています。この表現は疾走する馬が速さや力強さ、前進する衝動を表し、成功へと繋がる力をも象徴しています。これにより、新年の祝福が与えられ、更なる活力をもたらす製品となっています。
馬とロンジンの深い関わり
ロンジンと馬術の繋がりは深く、19世紀からエレガンス、伝統、パフォーマンスに対する情熱をこの世界と共有し続けています。ロンジンは国際競技会の公式タイムキーパーを長年にわたり務め、日本国内でも「ジャパンカップ」のオフィシャルパートナーとして知られています。特に、2024年には「ロンジン賞 ジャパンカップ」が開催され、期待が高まります。
豊かなデザインと機能性
ボディは径42mmのステンレススティールケースで、その中にはサンレイブラッシュ仕上げのレッドダイアルがあります。これは微妙なグラデーションで、日の出の美しさを象徴するかのようです。ゴールドカラーの針とアプライドインデックスが高級感を醸し出し、6時位置にはカレンダー付きのムーンフェイズ表示が施されています。また、シースルーケースバックからは「Galloping Horse」の精巧な彫刻が見える設計になっています。
ロンジンの独自ムーブメントL899.5を搭載し、約72時間のパワーリザーブを実現します。加えて、防水性能も備えており、日常の使用にも適しています。
最後に
ロンジンの特別モデル「イヤー・オブ・ザ・ホース」は、その美しさと独自の技術が融合した真の芸術品です。馬に対する情熱とアートへの敬意を表現するこの時計は、自分へのご褒美や特別な贈り物にも最適です。是非とも手に入れたい一品です。