新たなパートナーシップでハイレゾ音楽をもっと身近に
ACCESS Europe GmbH(ドイツ・オーバーハウゼンに本社を置く)は、音楽ストリーミングサービスのQobuzと新たなパートナーシップを締結しました。この提携によって、ACCESSの車載インフォテインメントシステム「ACCESS Twine™ for Car(Twine4Car)」やスマートテレビ向けのアプリストア「NetRange Smart TV Portals」を通じて、世界中の自動車やテレビにハイレゾ音楽を提供できる環境が整います。
Qobuzは2007年に設立された高音質音楽ストリーミングプラットフォームで、1億曲以上の楽曲をロスレス音質のFLAC形式で提供しています。音楽ファンにとってこのプラットフォームは、単なる音楽の消費を超え、アーティストのインタビューやアルバムレビュー、プレイリストのキュレーションなどのエディトリアルコンテンツを通じて、より奥深い音楽体験を与えてきました。特に、音楽の背景や歴史を知る手助けをし、リスナーが音楽の魅力を再発見できるような仕組みが整っています。
ACCESS EuropeのCEO、青野政博氏は、このパートナーシップについて「Qobuzは卓越した音質と深いコンテンツを兼ね備えており、情熱的な音楽ファンにとって理想的なサービスです。自宅でも移動中でも没入感のあるリスニング体験を提供できることを嬉しく思います」と語っています。
さらに、QobuzのプロダクトディレクターであるAxel Destagnol氏は、「この提携により、ハイレゾ音質を車内や居間に直接届けることができ、音楽の聴き方が変わります。私たちの音楽カタログを数百万のデバイスで利用できるというのは、大きな前進です」と述べました。
この新しい統合は、ACCESS Europeが自動車やスマートテレビを介してQobuzのユーザー層を拡大し、デバイス間でシームレスにハイレゾ音楽ストリーミングを実現するものです。さらに、ACCESSのホワイトレーベル型エコシステムを通じて、OEMや配信事業者に向けた優れたエンターテインメント体験を提供するという取り組みを強化するものでもあります。
Qobuzの独自性と魅力
Qobuzは高音質ストリーミング市場のパイオニアとしての役割を果たしてきました。CDやハイレゾ音質(24bit/最大192kHz)、DXD、DSDなど、ロスレス音質での音楽を数多く取り揃え、ユーザーに豊富な音楽体験を提供しています。特に、専門家によって厳選されたプレイリストやライナーノーツなど、ユーザーに親しみを持たせる工夫が独自のアプローチとして評価されています。
また、2021年からは「Qobuz Club」を通じて国際的な音楽コミュニティが形成され、オーディオファンや音楽愛好者の交流の場ともなっています。Qobuzは、アーティストにとっても公平で持続可能なストリーミングモデルを実現しようと尽力しており、2025年には音楽プラットフォームとして初めて平均ストリーム単価を公表しました。この取り組みは、Qobuzが高品質な音楽体験を追求する意義を再確認させるものです。
連携により、ACCESS EuropeとQobuzは、自動車とスマートテレビにおける音楽体験を革新し、ユーザーにとって利便性と高音質を兼ね備えたリスニング環境を実現します。これにより、今後さらに多くのリスナーが新しい音楽体験を楽しむことができるようになることでしょう。