僕が見たかった青空、全国ツアー最終公演で結成2周年を祝う
2025年6月15日、東京・Zepp DiverCityで開催された「僕が見たかった青空」通称「僕青」の結成2周年記念ワンマンライブが、全国ツアーのファイナルを迎えました。このライブは、ファンの皆様との絆を再確認する特別な一日となり、大盛況の中で幕を閉じました。
「僕が見たかった青空」は、乃木坂46の公式ライバルとして誕生し、オーディションを経て選ばれた23人のメンバーが、2023年8月30日にデビューシングル「青空について考える」で華々しいスタートを切りました。同年には「第65回輝く!日本レコード大賞」の新人賞を受賞し、その勢いで全国ツアーを展開。ファイナル公演は、まさに彼女たちの成長を証明する舞台となりました。
ライブは、超満員の観客を前に始まり、デビューシングルの衣装を身にまとった八木仁愛さんがセリフを述べると、すぐに安納蒼衣さんのドラムが響き渡り、メンバー全員が元気なダンスを披露しました。青のペンライトが光る中、「青空について考える」のイントロが鳴り響くと、会場は最高潮の熱気に包まれました。ライブの中で、メンバーたちはファンと共に盛り上がり、特に「好きになりなさい」などの楽曲では、一体感を生み出しました。
また、MCの時間では、須永心海さんが過去のメンバー発表会を振り返りながら感慨深い思いを語りました。彼女の言葉に触発され、会場には懐かしさと共に新しい未来への期待が広がりました。
さらに、このライブでは新たに副リーダーが任命されるという驚きの展開も。柳堀花怜さんが副リーダーとしての意気込みを語り、観客からは歓声が上がりました。彼女の言葉は、これからのグループ活動への期待を抱かせ、会場が一体感に包まれました。
ライブ中盤では、Handy Visionを使用したパフォーマンスが行われ、映像演出が新しい一面を見せました。「暗闇の哲学者」や「真っ白に塗り直せ!」など、観客を引き込む魅力的な演出が続きました。特に「飛ばなかった紙飛行機」では、メンバーが実際に折った紙飛行機を会場に飛ばし、観客との距離をさらに縮めました。
全国ツアー恒例のコント企画では、須永さんと山口結杏さんが僕青マネージャー役を務め、メンバーの日記を紹介する楽しいセグメントが進行され、会場は笑いに包まれました。続いてのユニット曲「キッシュ・ラブ」では、可愛らしさに満ちた演出で、場の雰囲気が和やかに広がりました。
最後の数曲では、メンバーそれぞれが感謝の気持ちを込めてパフォーマンスし、「炭酸のせいじゃない」では、幻想的な演出が幻想的な空間を作り出しました。杉浦英恋さんがファンへの感謝を述べ、「来年は僕青でアリーナを目指す」という決意を表明し、会場全体が熱いエネルギーに満たされました。
アンコールでは、メンバーそれぞれから感謝の言葉が贈られ、「あの日僕たちは泣いていた」を披露。更にアオゾラサマーフェスティバル2025や僕青祭2025の開催も発表され、ファンからは歓喜の声が上がりました。
この日のライブをもって、僕青は特別な2周年を祝いましたが、来る3年目もますますの飛躍が期待されます。これからも彼女たちの活動に注目が集まることでしょう。次回のフェスや公演も見逃せません。