ヒュンメルと名古屋ダイヤモンドドルフィンズが手話シャツを発表
デンマークのスポーツブランド、ヒュンメルが日本のBリーグの名古屋ダイヤモンドドルフィンズと手を組み、聴覚障がい者支援を目的とした特別な手話シャツを発表しました。このシャツは、心の中で手話のメッセージを伝えるための象徴となるアイテムで、選手たちは11月2日に行われる広島ドラゴンフライズ戦のウォーミングアップ時に着用します。
手話シャツの特長
ヒュンメルのビジョン「スポーツを通して世界を変える」を基に、このチャリティーシャツは聴覚障がい者の支援を目的としています。これまでもハンドボール日本代表やガンバ大阪などとの取り組みがあり、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ向けのバージョンが追加されました。
名古屋Dは2022-23シーズンからヒュンメルのトップパートナーとして活動しており、地域貢献プロジェクトである『ドルフィンズスマイル』の一環で、様々なSDGs推進の取り組みを実施しています。
シャツデザインの意味
新たにリリースされた手話シャツは、聴覚障がい者が利用するデフスポーツにおける合図を意識したデザインとなっており、旗を用いた視覚的なアイデンティティが特徴です。スポーツ観戦の際に使用されるフラッグが、気持ちを一つにまとめるツールとなるよう意図されています。デザインは「心の旗を振ろう」というテーマに基づいており、選手たちの気持ちを高揚させ、応援の力を届けることを目的としています。
手話シャツの詳細情報
シャツには「DOLPHINS」という文字が指文字とアルファベットで記載され、背面上部には『ドルフィンズスマイル』のロゴ、下部にはヒュンメルのタグライン「LET’S PLAY」を日本語の手話でも表現しています。これは、ファンや地域の人々に手話を通じた理解と連携を促すための重要な要素です。
この手話シャツは、9月12日から9月16日までヒュンメル公式オンラインストアおよび三井アウトレットパークジャズドリーム長島店で予約を受け付けています。価格は8,800円(税込)で、ユニセックスのサイズ展開があり、特定のネームや背番号の加工は行っていません。お届けは10月下旬を予定しており、またオークションも行われる予定です。
地域への貢献
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、1930年に設立された歴史あるバスケットボールクラブです。地域に根ざした活動を展開し、聴覚障がい者の支援を通じて、豊かで未来志向の社会を目指しています。2023-24シーズンには地区優勝を達成し、2025-26シーズンからは新たに「IGアリーナ」をホームにする予定です。
ヒュンメルによる手話シャツは、そのデザインや意図を通じて地域とのつながりを深め、全ての人々をつなぐ重要なメッセージを発信することが期待されています。この取り組みが新たな感動を生み出し、聴覚障がい者の能力と情熱をサポートするものとなれば幸いです。
【公式ウェブサイト】
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ヒュンメル