若手映画制作者向けNY脚本ワークショップ開催
映像の未来を担う若手映画制作者のために、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が実施する「NY脚本ワークショップ」がいよいよスタートします。このワークショップは、海外展開や国際共同製作に必要な知識を提供し、世界で活躍できる映画制作者を育成することを目指しています。
ワークショップの概要
「NY脚本ワークショップ」では、ニューヨークのコロンビア大学の講師陣が参加する講義や実践セッションが開催されます。対面やオンラインの形式で提供され、英語から日本語への逐次通訳が行われるため、参加者は安心して受講できます。さらに、Netflixの協賛により、参加者は無料で充実した内容を体験することができます。これにより、日本の映画人材の質を向上させ、国際市場に挑戦できる基盤を作ります。
実施スケジュールと内容
ワークショップは2025年12月から2026年3月にかけて実施される予定です。具体的なセッションは次のように構成されています:
- - 脚本講義(対面):2025年12月初旬に2セッション。
- - 企画書講義(オンライン):2025年12月初旬に1セッション。
- - 企画書作成、脚本リライト:2025年12月中旬から2026年1月下旬に実施。
- - 企画書翻訳、リライト:2026年2月初旬から下旬に予定。
- - リライト脚本フィードバック(オンライン):2026年3月上旬から中旬にかけて3セッション。
最初の講義は公開型となっており、参加希望者は早めに申し込むと良いでしょう。また、リライトや企画書の作成には、プロフェッショナルなサポートが付くため、質の高い作品制作が期待できます。
参加資格と応募方法
このワークショップの参加者は、若手映画制作者を対象としており、募集人数は約3名を予定しています。参加費は無料ですが、一部の費用(翻訳業者による脚本・企画書の英語翻訳や、通訳費など)は自己負担となります。応募は2025年10月9日まで受け付けており、ウェブサイトからの申込が可能です。
必要書類の提出など、具体的な応募方法については、VIPOの公式サイトに詳細が掲載されていますので、ぜひご確認ください。
VIPO Film Labについて
VIPO Film Labは、国際的な視野を持ち、映画業界での成功を目指すプロデューサー、監督、脚本家を育成するプログラムを提供します。実践トレーニングやオンライン講座など、多様な教育機会が準備されています。参加者は、グローバルな映画制作に必要なスキルを身につけ、国内外で活躍できる人材となることが期待されます。
お問い合わせ
ワークショップに関する詳しい情報は、VIPO Film Labの事務局にお問い合わせください。メールでの問い合わせの際には、「NY脚本ワークショップ」と件名を明記してください。彼らは真摯に対応してくれるでしょう。これからの映画制作を支えるイベントとして、多くの若手クリエイターにとって貴重な機会となります。