シンガポールにオープン！MR.BROTHERS CUT CLUBの新たな挑戦

MR.BROTHERS CUT CLUBがシンガポールに新店舗をオープン

日本の人気バーバーショップ、MR.BROTHERS CUT CLUB（ミスターブラザーズカットクラブ）が、2025年1月9日、シンガポールに新たな店舗をオープンしました。これは、アメリカのロサンゼルスに次ぐ国外2店舗目となり、国内外を合わせると9店舗目の展開となります。ロケーションは、シンガポール最大のショッピングエリアであるオーチャードに隣接するリバーバレーです。

新店舗は、1フロアに2つの異なるスペースを設けており、それぞれ異なるコンセプトを持っています。一方の部屋はブリティッシュスタイルを意識した内装が施されており、もう一方は他店舗と同じくミッドセンチュリーのデザインが特徴です。また、店舗の入り口にはシンガポールの文化を象徴するプラナカン・タイルが装飾され、夜にはシアターサイン風のライトボックスが美しく輝きます。こうしたサインはすべて現地のアーティストによる手描きの作品です。

今回のシンガポール店では、原宿の2号店で店長を務めていた政井憲人がそのままシンガポール店の店長を担当します。彼の経験が、現地の顧客に新しいバーバー体験を提供する大きな力となるでしょう。

さらに、オープン日の夜には、シンガポール中心部のチャイナタウンエリアにあるクラブストリートのルーフトップバーでアフターパーティが開催されました。このイベントには、地元のファッション、バーバー業界の関係者、さらにインフルエンサーやセレブリティが数百名集まり、盛り上がりを見せました。DJプレーも行われ、多くの来場者が楽しんでいました。

MR.BROTHERS CUT CLUBの背景

MR.BROTHERS CUT CLUBは、古き良きアメリカのバーバーカルチャーから影響を受け、2015年に東京・原宿で設立されました。クラシックなバーバーカルチャーの伝統を大切にしながらも、単なる模倣ではなく、東京のカルチャーを独自の視点で再構築した新しいバーバースタイルを確立しています。現在までに、アメリカのロサンゼルスを含む世界各地に9店舗を展開しています。

このブランドは、2024年にはNPO CLOUDYと連携し、ガーナの首都アクラにバーバーアカデミーを設立する予定です。この取り組みは、現地でのバーバー育成を通じて若者たちへの雇用支援を行うことを目的としており、将来的には海外で活躍するバーバーを育成することを目指しています。

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