フェイクバスターズが台湾最大のスニーカープラットフォームと提携し真贋鑑定を強化

フェイクバスターズが台湾のAREA 02と提携！

国内でトップの地位を誇る真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を提供するIVA株式会社が、台湾最大級のスニーカー・マーケットプレイス「AREA 02」と業務提携を結び、2025年2月10日より真贋鑑定のサービスを開始することが発表されました。この提携により、台湾市場において信頼性の高いサービスを提供できる環境が整備される見込みです。

提携の背景と目的

最近、世界的に拡大しているスニーカーの二次流通市場において、偽造品の流通が大きな課題となっています。特にオンラインマーケットプレイスでは、偽造品の取り扱いが依然として懸念されています。この現状を鑑み、消費者が安心して取引できる信頼性の高いプラットフォームの必要性が高まっています。今回の提携により、従来の独自鑑定に加え、フェイクバスターズによるクロス鑑定を導入することで鑑定精度を大幅に向上させることが可能となります。

AREA 02は、グローバル市場への進出や、スニーカー以外のカテゴリへの取り扱いの拡大も視野に入れており、フェイクバスターズとの提携はそのための重要なステップであると考えられています。

新しい鑑定フロー

「AREA 02」は2019年に設立された台湾のスニーカーマーケットプレイスであり、ストリートカルチャーを支える重要なプラットフォームとして位置づけられています。ユーザーが商品を購入する際、出品者からAREA 02に商品が送られ、一次鑑定が実施されます。その後、フェイクバスターズが二次鑑定を行うという二段階の鑑定プロセスが設けられています。鑑定を完了した商品には、専用の「鑑定済みコラボタグ」と「サンクスカード」が付与されます。これにより、購入者は安心して商品を受け取ることができ、タグは一度装着されると切断するまで取り外せないため、すり替えによる返品詐欺を防ぐことも可能です。

経営陣の期待の声

AREA 02のCEO、CORY氏は「日本の認証の専門家であるフェイクバスターズとの提携はアジアのスニーカー市場にとって大きな前進であり、商品認証と消費者の信頼を向上させるためのコミットメントを表しています」とコメントしています。業界のリーダーとのパートナーシップを通じて、認証精度の向上、ブランド信用の強化、市場での地位をより強固にすることを目指しています。

一方、フェイクバスターズの代表取締役CEO、相原嘉夫氏は、AREA 02が消費者に信頼感と安心感を届ける姿勢に深く共感し、今回の提携を通じて更なる安全なマーケットプレイスの構築に貢献できることを嬉しく思っています。

フェイクバスターズについて

「フェイクバスターズ」は、偽造品が多く流通するブランドを対象とした真贋鑑定サービスで、現在までに180万件以上の鑑定を行ってきました。多様な経歴を持つ鑑定士たちと最新のAI鑑定技術により、迅速かつ正確な鑑定を実施しています。また、2023年には台湾の拠点を設立し、今後はアジア市場や欧米市場への展開も進めていく予定です。