渋谷区発のインクルーシブアロハユニフォームが登場！

株式会社アダストリアの特例子会社、WeOurは渋谷区とともに新たな取り組みを展開しています。それは、インクルーシブファッションプロジェクト「Play fashion! for ALL」の一環として製作されたオリジナルアロハユニフォームです。

プロジェクトの背景

WeOurは「Play fashion! for ALL」を通して、多様性を尊重したファッションの実現を目指しています。渋谷区とS-SAP（Shibuya Social Action Partner）協定を結んでいることから、地域との強い連携が今回のユニフォーム製作に繋がりました。

このユニフォームは、渋谷区公務員の中から希望者が自主的に購入し、クールビズの期間に着用することができるスタイルとなっています。また、ユニフォームはハワイ州ホノルル市にも送られる計画です。

デザインの魅力

ユニフォームのデザインには、地域資源として知られる「シブヤフォント」が取り入れられています。これにより、テキストでは「HONOLULU」と「SHIBUYA」が表現され、WeOurのプロジェクトロゴ「Play fashion!」と融合しています。

さらに、ユニフォームはホノルルの自然や文化からインスパイアを受けたもので、着用者はそのデザインを通して地域への理解と愛着を深めることができるでしょう。

シブヤフォントの役割

「シブヤフォント」は、地域内で障がいのある人とデザインを学ぶ学生たちの共創で生まれたものです。このフォントの活用は、企業のデータ利用促進だけでなく、障がいのある方々と社会との接点を創出することにも寄与しています。「渋谷を好きになってほしい」という思いが込められているのです。

姉妹都市提携の意義

渋谷区とホノルル市は、「おもいやり」をテーマにした関係を築いています。この姉妹都市提携によって、両者は文化、教育、スポーツなど多彩な分野での交流を促進し、互いの発展に寄与しています。これにより、東京都渋谷区も「ちがいをちからに変える街」の実現に向かっています。

持続可能な取り組み

また、S-SAP制度のもと、企業と地域が協力して社会課題の解決に努め、持続可能な街づくりを進めています。アダストリアグループの包括的な取り組みは、この地域に根ざしたものです。

WeOurとアダストリアのビジョン

WeOurは障がい者雇用の促進とサステナビリティ経営を推進する特例子会社として、アダストリアグループの一員です。この会社では約240名の障がい者が活躍しており、ノーマライゼーションを目指しています。多様なバックグラウンドを持つスタッフが集まり、互いに尊重しながら働いています。

参加と支援の呼びかけ

WeOurは、「Play fashion! for ALL」の公式Instagramを通じて、ユニフォームのスタイリングをシェアし、渋谷区の取り組みを応援しています。ファッションを楽しむことの重要性を全ての人に伝え、誰もが気軽に参加できる社会を目指します。

新しいアロハユニフォームは、街に新たな風を吹き込み、多様性と地域への思いやりを象徴する一歩となるでしょう。この取り組みにより、ファッションを通じた新たなつながりが広がっていくことを期待します。

詳しくは、こちらのプロジェクトサイトをご覧ください。