廃食油でイルミネーション
2025-11-06 15:02:24

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、廃食油を活用したイルミネーション点灯を開始!

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの新しい挑戦



ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、廃食油を活用した100%バイオディーゼル燃料を使用し、ついに「グリーン・ストリート」におけるイルミネーションを点灯することになりました。これは、CSRスローガン「LOVE HAS NO LIMIT」に基づく環境への取り組みの一部として実施されます。このプロジェクトは、来たる2025年11月18日(火)から開始され、夜に煌びやかにライトアップされる予定です。

「グリーン・ストリート」は、暑さが厳しい夏にちょっとした涼を提供するために設けられた緑あふれる通りで、夜間は美しいイルミネーションで飾られ、訪れるゲストに特別な体験を提供します。このプロジェクトにおいて使用される電力は、パーク内のレストランで再利用された廃食油から生成されたものです。この廃食油は、ポテトの揚げ油などの食品ロスを減少させるために効果的に活用されています。

循環型社会推進プロジェクトの重要性



今回の取り組みは「循環型社会推進プロジェクト」と呼ばれ、限られた資源を有効活用することを目指しています。このプロジェクトでは、USJ内の28のレストランから発生する廃食油の約80%がバイオディーゼル燃料に変換されます。このバイオディーゼルは、軽油と混合して使用されることもあれば、100%の形で活用されることもあります。

バイオディーゼル燃料の利用



これまでには、2024年11月22日からライド・アトラクション「ジョーズ」のボートエンジン燃料として5%混合のバイオディーゼル燃料が使用されることが決まっていましたが、今回のイルミネーションでは初めて100%のバイオディーゼル燃料が試みられます。これにより、USJは環境問題への関心が高まる中、再利用可能な資源を積極的に生かし、持続可能な社会を実現するための先駆的な役割を担っています。

その他の取り組み



また、「循環型社会推進プロジェクト」では、生ごみを液肥として活用する試みや、工事シートをアップサイクルしてオリジナルのバッグを作成するなど、様々な環境への配慮がなされています。これにより、食品廃棄物の削減だけでなく、新たな価値を創造し、地域貢献にもつなげられています。

LOVE HAS NO LIMITへの取り組み



USJは「LOVE HAS NO LIMIT」というCSRスローガンのもと、地域貢献、インクルージョン、環境に関して多岐にわたる活動を行っています。社会全体に広がる愛が、特に子どもたちの未来に笑顔をもたらすことを目指し、エンターテイメントの持つ力を信じています。このような取り組みを通じて、USJは持続可能な未来を実現するための道しるべとなり、訪れるゲストにとっても記憶に残る体験を提供し続けていくことを約束します。

これからもUSJの新しい挑戦に注目し、環境への配慮がどのようにエンターテインメントと融合していくか、その変化を共に楽しんでいきましょう。


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