目黒区立第十一中学校の閉校を彩る映像作品『わすれもの』が公開

目黒区立第十一中学校の思い出を映すショートドラマ『わすれもの』

2025年3月31日、78年の歴史を持つ目黒区立第十一中学校がその幕を閉じます。この特別な節目に際し、東京都港区に本社を構える株式会社HA-LUが、学校の記憶と地域への思いを作品として残す短編ドラマ『わすれもの』を制作しました。今回はその詳細をご紹介します。

『わすれもの』とは

HA-LUによって制作されたショートドラマ『わすれもの』は、今後の作品公開が予定されており、2025年3月19日にHA-LUの公式YouTubeチャンネルおよびInstagramから配信されます。視聴者は、この映像作品を通じて、目黒区立第十一中学校で育まれた数々の思い出に触れることができるのです。

あらすじ

物語の舞台は高校卒業を迎えたたいきと、その親友こうの学校訪問。たいきは忘れてしまった大切なものを取りに行くため、こうを誘います。久しぶりに帰った校舎での懐かしい瞬間が二人を待ち受けており、教室に着くと、たいきは何かを発見します。二人の友情や過去が交錯する中、思い出は蘇り、学校の美しさが映し出されます。

制作背景

HA-LUの岡春翔社長は、学校の存在が地域に与えてきた影響と、在校生や卒業生にとっての宝物となるべき思い出を形にすることを目指しました。「閉校を迎える中で、こういった映像作品が思い出の記録として残ることはとても大事です」との言葉を残しています。

学校責任者の感謝

目黒区立第十一中学校の校長田井俊行氏も、このプロジェクトに深い感謝を寄せています。「多くの卒業生と地域が共に育てたこの学校が閉校を迎えるのは寂しいですが、HA-LUさんのショートドラマによって、心に残る出来事が映像として未来に残せるのは意義深いことです。」と、学校の歴史を未来に伝える手段を評価しています。

監督の思い

本ドラマを監督した古庄菜々夏氏は、作品制作にあたって地域住民や卒業生からのエピソードを文集を通じて集めたことに触れ、「多様な思い出を集め映像化する過程は、本当に貴重な経験でした。」と語ります。

未来へつなげる取り組み

HA-LUは今後、新たな学校向けの映像制作に向けて、撮影協力を呼びかけています。特に閉校予定や特色ある校舎を持つ学校を対象にした募集を行っており、地域の文化や歴史を映像として未来に残す活動を続けていく意向を示しています。

お問い合わせ

HA-LUのプロジェクトに興味を持った学校関係者は、株式会社HA-LUの映像事業部にメールでの問い合わせを行うことができます。映像を通じて学校の情熱と思い出を伝える新たな試みに皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。

このプロジェクトを通じて、目黒区立第十一中学校での青春や思い出を大切にし、新しい形で未来に繋げていけることを願っています。ショートドラマ『わすれもの』は、単なる物語を超え、ひとりひとりの心に長く残ることでしょう。