小学生レンジャーとAMEMIYAが歌う新たな海のメッセージ
2025年6月、愛知県で実施された「クルマエビ救出大作戦in愛知」と「三河湾・伊勢湾防衛大作戦in愛知」通じて、小学生たちが海の環境の豊かさを学び、芸人AMEMIYAがその経験を歌に昇華した2曲のオリジナルソングが配信されました。いかにこのイベントが次世代へのメッセージを届けることを目的としていたのか、詳しく見ていきましょう。
イベントの背景
この取り組みは、一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県が主催し、日本財団「海と日本プロジェクト」の水面下で進行している活動の一環です。このプロジェクトは、次世代に向けて豊かで美しい海を引き継ぐために人と人とのつながりを促進します。本イベントでは、愛知県内の小学4・5・6年生を対象に、海に関する学びを深める機会を提供しました。
クルマエビ救出大作戦
6月28日、蒲郡市で行われた初日の活動では、子どもたちが専門家から「クルマエビ」や「栽培漁業」といった海の生態系についての深い知識を得ました。また、竹島水族館見学も行い、実際に深海魚や海洋生物の環境についても考えさせられる貴重な体験となりました。ここでの食事では、地元の深海魚を使用した料理が提供され、楽しみながら海の恵みに触れる時間が持たれました。
三河湾・伊勢湾防衛大作戦
続く6月29日、名古屋市港区では、収集した海ごみの影響を実地で学びました。特に水中ドローンを用いての観察では、海の環境問題への理解がさらに深まり、隊長であるAMEMIYAと一緒にごみを拾う活動も行われました。こうした体験は、切実なメッセージを子どもたちに伝えました。
歌に込められた思い
イベントの締めくくりとして、参加者は自らが学んだことをもとに歌詞を作りました。AMEMIYAが完成させたこれらの歌は、具体的な海洋問題への気付きや希望を込め、各参加者の気持ちを共有しました。歌の中には「クルマエビ」や「海ごみ」といった言葉が盛り込まれ、エンターテイメントを通じて環境意識の向上を図ろうとする今の取り組みが反映されています。
配信開始とビジョン
新作は「栽培漁業、はじめてます~」と「ごみ拾い、はじめました~」の2曲で、7月下旬からYouTubeでの配信がスタートしました。これらの楽曲は2025年12月31日までの期間限定で楽しむことができます。AMEMIYAと子どもたちの思いが詰まったこの歌は、海の未来への期待を表現しています。
環境問題への意識を高め、「自分にできること」を考えるきっかけにもなる音楽イベントは、今後も継続される予定です。ぜひ、みなさんもこの海のメッセージを受け取り、行動に移してほしいと思います。愛知の海を守るために、次世代が立ち上がっています!
公式情報
詳細に興味がある方は、
海と日本プロジェクト愛知の公式サイトをぜひ覗いてみてください。また日本財団の取り組みを通じて、海の環境問題について真剣に考えるきっかけとなることを願っています。