AIが変える放送技術
2026-08-05 14:40:34

テレビ朝日の革新技術、放送用ヒューマンキーヤーが技術賞を受賞

テレビ朝日の革新技術が受賞



株式会社テレビ朝日が開発した「AIを用いた放送用ヒューマンキーヤー」が、映像技術分野で注目される3つの主要な技術賞を受賞しました。この受賞は、同社が映像配信のあり方に新たな風を吹き込む重要な一歩を踏み出したことを意味しています。

受賞した主な技術アワード


テレビ朝日が誇るその技術は、以下の3つの栄えある賞を獲得しました。
  • - 2025年 日本民間放送連盟賞 技術部門優秀賞
  • - 2025年度 一般社団法人 映像情報メディア学会 技術振興賞
  • - MPTE AWARDS 2026 第79回技術開発奨励賞
これらの受賞は、AIと最新のXR技術を融合させたこのシステムが、業界内での革新性と実用性を高く評価された結果と言えるでしょう。

ヒューマンキーヤー技術の概要


「AIを用いた放送用ヒューマンキーヤー」は、人物のシルエットをリアルタイムで抽出するAI技術を駆使しています。このことにより、従来のグリーンバックを使用せずとも、CGを背景にした映像表現を生放送で実現可能にしています。

従来は専用のグリーンバックを使用していたため、撮影場所が制約されていました。しかし、この新技術の導入により、屋外や仮設のスタジオなど様々なロケーションでのCG合成が容易になりました。これにより制作コストの削減、作業効率の向上が期待され、さらに映像制作の自由度が飛躍的に高まります。

実績と活用事例


現在、この技術はテレビ制作の現場で急速に広がりを見せており、2025年度だけで100本以上の放送実績があります。具体的な活用事例としては以下のような番組での導入が進んでいます。
  • - 「MUSIC STATION SUPER LIVE」
アーティストのステージを立体的なARで装飾し、LEDデザインと連動した新しい演出が可能に。
  • - 「報道ステーション」「スーパーJチャンネル」
天気中継では、中継先でCGを背景に解説し、屋外の空気感を取り入れたインパクトのある映像表現を創出。
  • - 「サタデーステーション」「ミラノ・コルティナ五輪」
クロマキーなしでCGを配置し、スタジオセットと融合した新しい画角を提供。海外現地スタジオでもこれを採用し、注目を集めました。

今後の展望


テレビ朝日は、今後も最先端のテクノロジーを駆使し、革新を続け、新しい価値の創造に努めていく方針です。映像業界の未来を見据えた際、この革新技術がどのように進化し続けるのか、ますます期待が高まります。


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