篠笛とキッチンカー
2025-04-10 14:46:48

篠笛とキッチンカーが織りなす文化発信拠点「f+studio」が誕生

篠笛とキッチンカーが織りなす文化発信拠点「f+studio」が誕生



2024年6月、東京都足立区に新たにオープンした「f+studio」は、篠笛の魅力を広めるための革新的な拠点。ここでは、篠笛製作・販売だけでなく、カフェ機能を兼ね備えたスタジオで、生音を体験できる貴重な空間が提供されています。

伝統を受け継ぐ「大塚竹管楽器」



1913年に創業し、篠笛製作に特化してきた『大塚竹管楽器』。足立区でその名声を確立し、業界をリードする存在となっています。この会社が運営する「f+studio」は、篠笛の美しい音色を感じられる場所であると同時に、現代的なカフェとしても注目されています。

代表の大塚敦さんは、「篠笛の音で多くの方々に感動を与えたい」と語り、その想いを形にするために「f+studio」を立ち上げました。

篠笛チンドンと新たな文化発信



「f+studio」の魅力は、篠笛チンドンにもあります。大塚竹管楽器は、祭りの文化を継承するために、篠笛を使ったチンドン屋を目指しています。2025年の夏には、大規模イベントでチンドン屋とともに参加する計画が進んでおり、篠笛の響きを楽しみながら、食文化も楽しむことができます。

カフェ機能と多様なレッスン



「f+studio」では、防音設備を完備したレッスンスタジオが用意されており、個人レッスンやグループワークショップも行っています。カフェではスパイシーカレーなどのメニューを楽しめるだけでなく、篠笛の生音を聴きながらくつろぐ時間を提供します。また、2025年4月からは月謝制の篠笛レッスンスクール「OTO class」もスタートし、すぐに音楽の楽しさを体験できます。

10年の構想が実現



「f+studio」の誕生には10年以上の構想があったと大塚代表は語ります。生音を聴く機会の重要性を感じ、直接的なコミュニケーションの場を提供するためにこのスタジオを誕生させました。若い世代の参加も増えており、篠笛の魅力を次世代に広める重要な役割を果たしています。

キッチンカー「F+BASE」の登場



祭り文化の継承をしながら、多くの人に篠笛を知ってもらうために、キッチンカー「F+BASE」を運営。このキッチンカーは、篠笛の音色と共に日本の伝統文化を発信する役割を担い、食を通じて人々に感動を与えています。

篠笛の未来をつなぐ



「f+studio」は篠笛の教室であると同時に、文化発信の場です。大塚代表は「篠笛の音色は遠くまで響き渡り、多くの人に感動を届けたい」との信念を持ち続け、新たな挑戦を繰り返しています。篠笛の持つ魅力を広め、日本の文化を次世代に受け継ぐ活動が期待されます。皆様もぜひ、足立区の「f+studio」を訪れてみてはいかがでしょうか。

企業情報



  • - 会社名:大塚竹管楽器
  • - 住所:東京都足立区入谷7-16-2
  • - 電話番号:03-3856-6890
  • - 設立:1924年(大正13年)
  • - 事業内容:篠笛製造・販売、スタジオ・カフェ・キッチンカー運営、篠笛教室

詳細は公式ウェブサイトをご覧ください:大塚竹管楽器


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