2023年7月27日、広島で行われたZico All-Star Game HIROSHIMA。サッカー界のレジェンドZico氏が主催したこのチャリティーマッチには、1.5万人を超える観客が集まりました。特に注目を集めたのは、ハーフタイムショーとして披露された“イマーシブオペラ”です。この新しい形式のオペラは、観客を物語に引き込むことを目的としています。
ハーフタイムでは、モアザンミュージカルが手掛けたスペシャルパフォーマンスが行われました。オペラ歌手の青木エマ(ソプラノ)と金山京介(テノール)が、オペラの名曲を次々と披露し、観客を魅了しました。彼らは、ヴェルディの名作『アイーダ』の“凱旋行進曲”からパフォーマンスをスタートし、続いてプッチーニの『蝶々夫人』からの“ある晴れた日に”、さらには『トゥーランドット』の“誰も寝てはならぬ”を歌い上げました。
Zico氏はこのイベントの意義について、「私が今、すべきことはサッカーが持つ力を信じ、平和の象徴である広島から世界に『平和』を発信することだと思いました。平和を祈り、サッカーの力を信じることは国籍や性別を超えたみんなの物語だから」と語りました。彼の強いメッセージは、サッカーファンのみならず、多くの人々に響きました。
この大会は、ブラジルでは「Jogo Das Estrelas」として知られ、過去20年にわたり世界平和を願うイベントとして開催されています。今後もZico氏は、サッカーを通じて国際的な平和の大切さを訴えていくことでしょう。
また、ハーフタイムショーをプロデュースしたモアザンミュージカルは、2016年に設立されて以来、現代のライフスタイルに合わせた新しいオペラの形を模索しています。彼らは上演時間を90分に短縮し、より多くの人々にオペラの楽しさを届けようとしています。2022年にはオペラミュージカル映画『ラ・ボエームニューヨーク愛の歌』を制作し、2023年には全国14ヵ所で上映され、好評を博しました。
公式ウェブサイトによると、モアザンミュージカルは、今後も日本全国でのオペラ公演を計画しており、さらなる充実を目指しています。
なお、このチャリティーマッチの様子は、7月27日(日)にRCC中国放送で、8月3日(日)にはBS-TBSで放送される予定です。
このような壮大なイベントが、安全に行われることを祈りながら、次回のZico All-Star Gameに期待を寄せたいと思います。